2012年のアメリカ映画『チョコレートドーナツ』。
今日Amazonプライムで久しぶりに観ました。

1970年代にニューヨーク・ブルックリンで、ゲイの男性が育児放棄された障害児を育てたという実話に着想を得て製作された映画です。



チョコレートドーナツという邦題は心温まるハッピーエンドを連想させますが、内容は社会的マイノリティーであるLGBT&障害者を描いた結構重いテーマではあります。
まして1970年代となれば、尚更…

理不尽な社会の偏見に立ち向かい、少年を守ろうとするゲイカップルの姿を重々しくではなく、軽やかに描いています。

最後に少年がゲイカップルの家に戻ろうと、ひとり夜の街を彷徨うシーンではもうたまらないえーんえーん
そのシーンに重ねるように、主役の歌手を演じるアラン・カミングが失意の中で熱唱する歌が流れ…

その曲が、ボブディランの名曲『I shall be released』
いろんなミュージシャンがカバーしています。
ザ・バンドや忌野清志郎や、最近ではジャック・ジョンソンのが良かったなぁ〜私も大好きな曲❣️

この映画の原題は『ANY DAY NOW』
楽曲のサビ部分の歌詞から名づけられたのでしょうが…
 ♫Any day now , Any day now
  I shall be released ♫

邦題もそのまま『ANY DAY NOW』の方が断然良いのでは…と個人的には思います。

清志郎はAny Day Nowを「いつの日にか」と訳して、歌ってましたねニコニコ


さて今日のおやつは…
妹ちゃんの焼いたマドレーヌ口笛