数字を数えると、
ちょいと色々な気持ちになるくらい前、

JUSTSIZE JUSTICEとして、
はじめてのCDを作りました。
それはまだ、
JJが「僕」ではなく、
「我々」だった頃。

当時、この1枚目のCDは、
僕らにとっては、
とても大事なもので、
ここからもっともっと、
JJをやるんだ!
色々なところで色々な事をやるんだ!
と感じさせてくれるに、
充分でした。


時は流れて、
僕は、
この初めての音源を、
まっすぐ見られなくなってしまった気がする。

それは、
もちろん、
歌も演奏も録音技術も、
拙いというより、
もう幼いレベルであるし、
JUSTSIZE JUSTICEは一人になってるし。
ってのもあるんだけど、

なんだか、
あの、
初めて作った自分たちの、
自分たちだけの、
大切な作品を手にした時の、
キラキラした気持ちが、
いつしか濁ってしまった気がするのだ。






今、
この1枚目の音源を、
ソロのJJで作り直しています。
もう何年も歌っていない曲もあります。
懐かしさもあり、
うしろめたさもあり。
けれど、
あの頃の様に、
もう一度形にしておきたいのです。

少し時間かかるけれど、
完成したら、
僕らの最初の、
僕の最新の、
「CAT'S SCRATCH」を、
聴いてもらいたいです。

そして、
この流れで、
そのあと出していた音源も、
作り直していこうと考えています。

聴いてもらいたいのです。
あの頃の我々と、
それに負けたくない僕自身の歌を。