PRECIOUS PLATINUM



好きなものを、
コレが好きなんだ、
と、言えない時期があって、
それは馬鹿にされるとか、
嗤われるとか、
変に知ったか振りされるとか、
色々理由があったけれど、
突き詰めれば、
僕が好きなものを、
同じ様に好きでいる同年代が、
身の回りにいないって事が多かったから。

音楽も、漫画とかも。

その状況の中で、
隠れる様に、隠す様にしてきたし、
今もそういうところはある。

同じ様にステージに立って、
歌ったり演じたりする人の中でも、
僕がJJを始めた頃は、
なんだかアコースティックの人が周りに多くて、
それが流行っていたのもあるんだけど、
ハードロックやメタルは、
ギャグみたいに扱われてる感があったりした。
未だにそれはある気がする。

それが気に入らなかったし、
そこに対して、
自分はそれでも好きなんだ、
と言えない自分も気に入らなかった。


自分の好きなものを、
堂々と好きだと言いたい。
そうやって、嗤われようが馬鹿にされようが、
納得して生きて、
納得して終わりたい。
それが、
自分が自分として生きるのに、
とても大事な事なんだと、
大好きな音楽や物語から教わったんだから。

って事を書きました。
これは、
だから自分自身の決意を歌った曲です。
同じ様に、
言えずに苦しい好きなものを持ってる人に、
「言って良いんじゃない?」
とも歌っています。


タイトルは、
バラの品種の名前です。
「プレシャスプラチナム」
初めて見たときに、
この名前に滅茶苦茶惹かれて、
胸の中に持ってる大事なモノを書くのに、
使わせてもらいました。

あと、
ジョジョ好きだから、
プラチナには反応せざるを得ない。

なので、
歌詞の中、
わかる人がいたら嬉しいな、
って位のネタが含まれています。