JUSTSIZE JUSTICEは、
バラード曲が無いと言われることがある。

アコースティックの時はそうでもないけど、
オケで歌う日は、
確かに割合として、
バラードは少ない。

少ないだけで、
多分8割以上の回で、
一曲は歌ってるんだけどね。
「THE ORANGE JUBILEE」は、
頻度としてかなり歌ってる。


でも、無いと言われる意味は、
多分この曲、
所謂ラブソング、恋のうたではないからかも。


バラードって、
ラブソングって意味じゃないですよ。
確かに多いけど、
それは、ぶっちゃけ、
商業的に売りやすいからか、
単純に作りやすいから、
どのバラードも全部ラブソングみたいな人が増えたんで、
メロディーとか、言葉とか、
しっかり聴いてもらうのをメインにして、
話すようにゆったり歌うのがバラードじゃないか?

寓意的なとか、物語性のある詩とか、
そういうのだったはずなんだけどな。


「FLY DAY」と言う曲を持ってます。
コレは、僕の中では、
バラードで、ラブソングです。
愛する者を残して、
再会を夢見ながら、
戦って、
帰れなくなって、
忘れられたくない気持ちと、
忘れて幸せになってほしい気持ちと、
泥と涙と血に塗れて、
死んでいく歌です。

魂は一夜にして千里を走る。
身体が壊れてしまったなら、
せめて想いだけでも帰りたいと、
願いながら目を閉じる歌です。

バラードを書こうと思って書いた歌詞と曲で、
個人的にはかなり気に入ってますが、
多分わかりやすい内容でもないし、
音質がゴリゴリしてるので、
認識して貰えないのかもです。

しまいには最近、
「ハエの歌」と言われてしまってますが…
確かにハエもフライなんだけど…
単純に、
「飛べる日」で、
週末の金曜日のフライデイとかけてます。



終末の朝
動かぬ手足脱ぎ捨て
せめて
この想いだけは
君のもとへ


言葉遊びはいつも通り。
込めた気持ちもいつも通り。

JJなりのバラードなんです。