昨日、
新しい靴を下ろしました。
そんで、
花見に行きました。
写真なんかでは全く伝わらないので、
可能な人は現物を見に出かけて欲しいです。
多分、どんなに腕のある人の作品でも、
写真も、絵も、言葉も歌も曲も、
オリジナルになる自然とか感情の、
コピーしかできなくて、
それはどれほど綺麗でも素晴らしくても、
本物には絶対なれない。
と言うか、
結局「何かを表現する」って事は、
何か対象物を、
アレコレと手を替え品を替え、
説明する事であって、
どれほどやっても、
全部は伝わらないし、
ホンモノを一発見て受ける衝撃は、
説明すればするほど遠ざかってしまう。
僕は、やっぱり、
桜の時期になるといつも、
ある年に見た、
ほぼ無風からの突然の花吹雪に受けた衝撃を、
思い出してしまう。
勝てない。どうやっても。
近づく事も出来ない。
感動とかよりも、
もう恐怖に近い感覚。
コレがもしかしたら、
信仰に近い感覚なのかもな。
精神とか魂とか、
根底が掴まれる感じ。
チラホラ落ちる花びらも好き。
舞い散る花吹雪も好き。
風に乗って飛んでいく先は、
多分違う次元。違う世界。
そんな気持ちも込めて、
「♡」ハートマークって曲は書きました。
千鳥ヶ淵は場所によって、
桜を上から見下ろせる。
空の上から見たら、
こんな感じかもしれないね。