昨日は代々木でライブでした。
馴染みの方々と一緒で、
良い雰囲気でした。
楽しい。


言葉を選ぶとき、
歌詞の場合と、
文章の場合と、
直接声で話す場合とは、
選び方が少し違う。

あまり誰かとしっかり話したりは少ないし、
文章ったって、
ツイッターやブログ程度なので、
僕の場合は一番気にしてるのが歌詞。

自分で歌詞を考えるとき、
これはクセでもあるんだけれど、
あまり直接的な言葉は使わない事が多い。

悲しいことを、「かなしい」
嬉しいことを、「うれしい」
「好きだ」「嫌いだ」「つらい」「しぬ」
「賛成反対」
そんなのを、
そのまま言うのは表現とは思えないし、
受け手の考えを固定してしまう。

例えば、
満開の桜をみても、
「わぁ!きれいだ!」と楽しい人と、
「満開の後は散るのみだなぁ」と物悲しい人と、
「桜は毛虫がつくからな」と嫌いな人と、
色々いる訳で、

満開なんだからきれいだろ!
ほら!こんなにきれいだろ!
だから酒飲むんだろ!ほら!

ってのは、
ただの押し付けだよね。
うるせぇ、ってなる人もいるでしょう。

物事には、
表も裏も、数値に出来ない部分が沢山あるから、
どこか1つだけを当たり前だと言い切りたくない。

その中で、
桜の綺麗な部分を、
綺麗だとかいう直接的な単語じゃなく表すのが、
表現するってことなんじゃないかと思う。
日本語は、
多分上手く使えば、
表現することにとても向いてると思う。
わかりやすすぎる事に逃げるのは、
勿体無いと思ってしまうな。