なんだか面白い記事があった。
ギターの値段と音はホントに相応か、
的な話。
録音された音は、まだ聴けてないんだけど、
こういう事は、
もっと広まって欲しい。
高価な物には理由があって、
安価にも同様、理由がある。
そんな事はわかってるけど、
例えば楽器の場合、
手作りか、機械での量産か。
素材の種類や、良し悪し。
ブランドネームによる差。
その辺は、
ま、わかりやすい。
でも、
いわゆるビンテージもんは、
中古なのになんでこんなに高い⁉︎
と感じたりするね。
いやいや、理屈は聴いてるよ。
使い込まれたから育ってる、とかさ。
でも、
古いから、使い込まれてる、
とは限らないよね。
例えば30年前の同じ機種、
1人は毎日の様に弾きまくってたのと、
1人は週一くらいで2時間スタジオで鳴らしてました、
では、
違うよね、育ち方。
見た目は、
似た様な状態になるかもしれないけど。
いや、ビンテージが良いとか悪いとか、
そういうのは僕は関係ないんだ。
以前、ローリーさんがこんな事言ってた。
「ビンテージなんか買わなくたって、
新品がビンテージになるまで弾きまくれば良い」
これ、大好きな言葉。
で、
それはそれとしてなんだけど、
結局のところ、
楽器って音の差が大事、とするならば、ね、
良い音ってのは、好みじゃないの?
ペロペロした軽い音が好きな人も、
グズグズのぶっとい音が好きな人もいると思う。
例えば9割以上の人が、
お前の楽器、ひどい音だ、
と言ったとしても、
自分が好きなら、
嫌いになる必要は無いと思うんだよね。
大多数に受け入れられないんだ、
ってとこを知っていて、
納得してるならそれで良いじゃん。
だから、
安いの買ったり、
知られてないブランドだったり、
そう言うのを、
バカにして笑ってる人もいるけど、
誰かの好みを悪く言える程の人間ですか?
って感じるな。
今回の記事の趣旨とは違うかもだけど、
僕はそう思う。
闇雲に、周りと同じの使って安心するより、
自分が好きだと思えるなら、
無銘のポンコツのバッタもんでも、
自信持って「好き」と言って良いと思う。
仲間は少ないかもだけど、
大好きな奴が手の中にあれば、それも幸せだよ。