歌を歌う。
楽器を弾く。
絵を描く。
その他諸々。

別に物作りに限らずだけど、
褒め言葉、
時に皮肉混じりに、
「うまい」って言葉が使われるけど、

じょうずな事は、
訓練の賜物だと思ってる。
どれだけ身を入れて繰り返したかで、
伸びていく能力。

でも、
たくみな事は、
得手不得手があると思う。
勿論訓練でも伸ばせるけど、
もともと持ってるかどうかで、
できる人と出来ない人とに差が出やすい。

と、僕は勝手に考えてる。

たくみなうまさは、
魅せるうまさだと考えてる。

華がある、とか、
映える、とか、
そうした部分。
コレは、
多分数字で測れないもので、
結局は才能、センスだと思ってる。

派手にすればいいわけじゃないし、
細かけりゃいいわけじゃない。
色付けの匙加減は、
もうその人のセンス任せだから。

でも、
うまい人のやり方を、
研究する事はできるし、
それを取り入れて真似ていく事で、
磨いていくことはできるとも考えてる。

センスって、
ゼロの人なんかいないと思うのだ。
始めから光ってるか、
最初はゴツゴツの石塊か、の差であって、
研磨の方法や、剤の選び方、
温度管理や力の入れ方で、
誰でも光るはず。
早いか遅いかの違いはあるだろうけど。

上手と巧。

磨かなければ、
どっちも鈍っていくだけなんだよね。