旅6日目です☆

母がコッツウォルズで買った蜂蜜を1つ「ゴトッ」と落としてしまったら瓶の蓋が歪み、蜂蜜が漏れていたことに気付き大パニック。

幸い袋に包んでいたので他の荷物にベタベタは付いていませんでしたが、他の2個も扱いに気をつけなければ。。

漏れてしまった分の蜂蜜は小さいペットボトルを綺麗に乾かしたものに移し替え、この旅の間に極力消費しちゃおう!と。

で朝ごはんは焼きたてパンを買ってきて、蜂蜜をたっぷり付けて頂きました。
瓶の作りは難ありですが、柔らかい甘さで本当に美味しい蜂蜜です。


朝食後はロンドン観光。
タワーブリッジに向かいました。
今日も母の体力を鑑みてUberで移動します。

今日も肌寒いですが、スッキリとした晴れ間が多く気持ち良い天気。
橋から景色を眺め「あのビルは〇〇で、、あのビルは〇〇らしいよ」「へーすごい変わった形だねえ」等と興味津々。

混んでなさそうなので塔に上ってみます。

北塔と南塔を結ぶ通路は絶景スポット。
所々ガラスの小窓を開けて撮影出来る場所があり、こんな風景を撮ることが出来ます。

通路の一部は透けた床で、高所苦手な我々は腰が引けます。汗

ビビりながらも記念写真☆

チビっ子達はへっちゃらみたいで寝そべって下を見ています。

あとはエンジンルームと物販を見て、「まぁ、こんなものかな?」と満足した様子なので宿に戻ることに。

帰りもUberにしたのですが渋滞が酷く、オックスフォードストリート辺りに来ると全然進まず。
「いつもこんなに混んでるの?」と聞くと「今日は特にあちこちで工事してるから通れない道が多くて、ふーやれやれ」と、運転手さんもゲンナリしている様子でした。
調べてみると、ロンドンの渋滞は深刻な問題なのですね。
100年前の馬車より遅く、ある統計では鶏の方が早く移動出来るという結果が出たとか(*ロ*;) 

パリ行きのユーロスター乗車に遅れないように、明日はうんと早めに宿を出ようっ。

写真撮り忘れましたが、ランチはM&Sでおにぎりとお寿司とサラダを買って、部屋で食べました。
久々のお米、美味しかったです。
サラダはちょっと母には刺激が強かったかも?なタイ風の酸味あるものでしたが「美味しい!うちの近くにはこんな丁寧なサラダ売ってないもんなぁ」と、えらく気に入った様子でした。

母を部屋に休ませたら私はご近所散策です。
ロンドン滞在中に会ってみたかった全身supreme着たフルーツショップのおじさんにはとうとう会えず。
昨日まで撮影で中国に行っていたそうで、今日は出勤すると聞いていたのですが、残念ながら私の行った時間は不在でした。
でもお店の人が店をバックに写真撮ってくれたので満足。
またいつかの機会に☆


夜になってから出かけ、「マイケルジャクソンのスリラーLIVE」というショーを見に行きます。
入場口にはお客さんが全然いなくて随分空いてるなと思ったら、もう開演時間を過ぎていました(*ロ*;) 
30分早く着いたつもりが30分遅い到着で、あれ?なんでだろう??と不思議だったのですが、iPhoneカレンダーに入れた予定を確認したのがパリにいた時なので、1時間の時差を考えず「20:30開演」と思い込んでいたのですね。
ちゃんと予約時のメールを見返せば良かったのに、詰めの甘い私です。


こんな風にマイケルそっくりな方がヒット曲を完コピするショーなのかと思っていたのです。

スリラーはMVの完コピかなーとか。

しかし実際はこのそっくりさんの登場は全体の1/5ぐらいな体感。
あとはまあまあ歌が上手い人2人、声がちょっとだけマイケルに似ている人1人、歌がとても上手で綺麗な女性が1人、バックダンサーを従えてマイケルな曲を歌いまくるという、ちょっと豪華な演出のカラオケショーのような内容で「むむ?」と。

そっくりさんもそこまで似ているわけでもなく、ムーンウォークもちょっと荒いし、斜めにギュイーンと倒れるアクションも維持時間短いし、うーむ。

比較的本物に近いダンスをしたのはスムースクリミナルとビリージーンぐらいで、まさかのビートイットはカラオケ職人さんが歌い上げる扱いだし、スリラーも中途半端なスリラーっぷりで、むむーん。

そしてマイケルが発信していた「平和、愛、子供や地球を守ろう」という胸を鷲掴む凜としたメッセージを、薄っぺらい演出で扇動してる感が萎え。
このショーを作った人は本当にマイケルの人生をとことん研究したのかしら??

近頃では映画「ボヘミアン・ラプソディ」の俳優陣、製作陣の気合の入った拘りっぷりに酔いしれさせられてしまったおかげで、「なりきり」に対するハードルが上がってしまったのかな?
いや、そもそも「なりきりショー」では無いんだけど、マイケルの偉大さを紹介するショーとしても中途半端で、モヤモヤするー。

とにかくマイケル・ジャクソンを再現するのは不可能ということなのかな。
歌、踊り、メッセージ、表情、スタイル、全てマイケルにしか表現出来ないのだなと思うと、マイケルがこの世にいないことが今更ながら悲しく感じてきました。
唯一無二の偉大なエンターテイナーだな、としみじみ。

夜は残ったパンとモッツァレラと生ハムとリンゴとバターで乾杯。
冷蔵庫の中身も全部片付き、明日ロンドンを去りパリに向かいます〜。