春のお彼岸 | 開運アドバイザー・祈祷師 JJのブログ

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過去の日記の焼き直しにはなりますが、今日から春のお彼岸がはじまりました。

 

「お彼岸」 この時期になると聞く言葉ですが。 どうにもあまり良くイメージが解らない言葉でもあると思います。

ぶっちゃけ僕も数年前まではそうでした。

『彼岸』
春分・秋分の日を中日とし前後三日を合わせて七日間のことである。


・・・というのが彼岸の理屈なんですが、これがどういう意味合いを持ってくるかと言いますと。


春分・秋分というのは昼と夜、つまり「陰と陽」の気が全く同じになる日ということです。

つまり中立になる日


・・・ここで勘違いしてはいけないのが

「バランスが取れてる日」なのではありません!


むしろ逆です

「不安定な日」なのです!


この時期は自分次第でどっちにも転がる時期なのです。


ウィキペディアの「彼岸」の項にこんな節がありました

日蓮の『彼岸抄』によれば、彼岸の期間は善行・悪行共に過大な果報を生ずる特別な期間であるから、悪事を止め、善事に精進するよう勧めている。

これはつまり善行や悪行によって天秤を傾けると、全てそっちに傾くから気をつけましょうって意味です。

「お彼岸はご先祖様をおまつりしてご挨拶をしましょう」というのも、自分のルーツであるご先祖様方を祀ることで自分の根っこやご縁をしっかりと確認して魂を安定させしましょう・・・ってことです。


さて、そういうわけなので。

この時期には小さなトラブルが一気に大きくなって大変な事になったり。

小さな悩み事が一気に膨れ上がって急に心の調子を狂わせたりしやすいです。




良い方へ逆転してるならそのままでいいのですが、

もし、色々と心当たりがあるのなら、まだ時期が早ければなんとかなる可能性もありますから。

まずはニュートラルな自分を思い出して

一刻も早く改善する為の対策を取ることを心がけてください!

そして、できればこの七日間だけは良い習慣を頑張ってみるのがよいかもしれません。

また逆に悪い流れを断ち切ったり縁を切ったりするのにもいい時期でもありますよ