そこで地蔵くんは
そこで地蔵くんは白猫に声をかけた。
「猫さん、尻尾をふるのを
止めてくれないか?」
白猫は、びっくりして毛を逆立てた。
「今のは誰?」
辺りを見回した。
誰もいない。
「気のせいかしら?」
思うとまた、丸くなって尻尾をブラブラ。
「私ですよ。猫さん。
尻尾を振るのを止めてくれないか?」
地蔵くんはまた声をかけた。
「あら、お地蔵さんだったのね。失礼。
でもね、猫さんじゃなくて、
私にはマリリンて名前があるの。
今度から、そう呼んでちょーだいね。」
そう言ってまた尻尾をブラブラ。
「はい、わかりましたマリリン。」
地蔵くんは諦めた。
そうして、晴れた日は何時も頭に
マリリンは、やって来た。
来る度に尻尾をブラブラ。






