ベンチャー企業は決断が速い・・・とは限らない!!
こんばんわ!
かたやまです!!
今日TL上に
意思決定関係と
就活系でベンチャー推しの
Tweetがあってふと考えたんだが、
「ベンチャーは意思決定が速い」のか。
これは結構一般的に言われていることだけど、
おれはそうとは限らないどころか
意外と遅いところが多いのではと思う。
というか実際大手とあんま変わんないとこが多い。
良い、悪いにかかわらず、
これは実際営業やってみてわかることで、
理由を理論的に詰めてもそうなる。
今から説明する。
要素(理由)で考えられることが4つあってさ、
①フラットゆえに
部下と上司の関係はベンチャーはフラットであることが多い。権限が多く与えられている。
なので、「部長、これは違います!」と自己主張も強い社員も多いのと重なって、
同じ人数で階層性のある組織よりも遅くなることがある。
②お金がない
これは実際に会った話で、
決済権はあって、受注はしようかなーと前向きなんだけど、
お金の話になった瞬間おとなしくなって話が続かなくなる。
ベンチャ―だと予算がかけられないものが多いから、
そこで迷ったり、値切ってきたりとかめんどくさかったり。
③忙しい
ベンチャーは超忙しいことが多い。
人数が足りないし、いろんな業務を少人数で処理しないといけない。
だから後回しにされると中々決めきれなかったり、
提案に時間がかかったり、流れちゃったりする。
④経験ない
新しくそこに入ったりして、
相場が全くわからない場合が多く、それが結構苦戦して意思決定が遅くなる。
だから迷っちゃって、相談すると足元見られそうなときとか自分たちでやろうとして遅かったりする。
だからベンチャーでも速いとは限らんのですよ。
(傾向として速いのが多いってのはあるけども)
超大手で、予算どんどん配って、
要は部署か担当課の責任者だけ突っ込んで説得させればOKのとこもあって、
最近はそのうまみもわかってきた。
でも、もう1個共通することがあって、
大手企業もベンチャーも中小も
なぜか世間的にも評価が高い会社だったり、
意思決定早い会社の方がうまくいってるとこが多い。
この主張は完全に経験ベースだから、
実証ベースか演繹的にいつか説明したいな。
・ベンチャーは「安定」してない。
・大手はやりたいことができない。
・ベンチャーだと裁量があってやりたいことができる。
・大手だと「安定」している。
特に就活生でこういう風に完全に決めつけてたら、
一刻も早く両方とりあえず見てみることをおれは薦める。
あくまで「傾向」であるだけ。
偏見ってこわいなと思うから、
(バイアスの無い人なんていないんじゃないかとは思うけど。)
時々当たり前そうなことを考えてみようと思います。