ぼーっと差別化を考える
こんばんわ♪かたやまです。
今日は先日のSEO に関する提案書と契約書作成と、
髪切りにいって、あとはずっとメールとこまこま雑務w
(会社のプレスリリース 書いたりとか)
合間に環境関連の本読んだくらい。
ベンチャーの社長は地味な仕事も多いもんです。ww
仕事も落ち着いたし、寝る前にブログでも書こうかと思います
今日たまたまそのSEOの打ち合わせの際に
このクライアントとうちを仲介している人に
「他の業者との違いをもっともっと強調したいんだけど・・・」
と言われてしまいました
気持ちはわかるんだよなー。
確かにほんとはもっとピシャっとなんかある方がかっこいい。
でもなんかその時ひっかかったんだよね。
それで、ふと思い返してみると、
自分自身最初のサービス はすごい差別化には気を使った。
代替品も全部洗いだして、
マトリクスで2軸で整理できないくらい要素挙げて
それ全部入れて表にして考えてた。
ビジコンでも絶対考えないといけないし、一回は聞かれる。
キャピタリストもすごい気にする。
新規事業でも合言葉みたいになってる。
で、挙句の果てになんか明らかにこいつなにもやったことないだろ的な人が
差別化してるの?とか知った風な感じで聞いてくる。
・・・とにかく起業するときも経営学でも新規事業でも
差別化がすごい重要みたいな感じになってることが多い。
なんかお題目みたいになってるし、必然、必須になってる。
だからあえてそれの必要性を0から考えつつ、
他にも思うことをちょっと整理して考えてみようと思う。
(といいながらいつもどおり無礼講で書きなぐるだけw)
●そもそも論●
差別化ってなんだろう。
・競合と違うことをして優位性を確立する手段
と今回は定義する。
で、まず、なんで差別化する必要があるんだろう。
これは一言に集約できると思う。
「競合他社に勝ちたいから」
(代替品も)
そして、勝つとどうなるんだろう。
→市場でリーダーになる
→スケールメリット・売上UP・ブランド付与
→儲かる、会社としての使命遂行
次に、勝てないとどうなるんだろう。
→競合に市場を奪われる。
→売上も少なくなってしまう。
→撤退、潰れる。
でも、勝たなくていい場合ってあるよね。
つまり、勝てない(勝たない)けどOKな場合。
競合に市場を奪われても、売り上げが減らない。
競合がいない。
差別化が大変で無理にやるとリスク。
例えば
フォロワー戦略を取るとき。
これは勝たなくても(戦わなくても)十分な売り上げが見込める時。
少ない労力でできてある程度の売り上げが見込める時。
差別化しようもほとんどない時
つまり、逆に言えば、
1.市場規模がある程度大きくて自分はリーダーを狙っていない場合
2.競合がほとんどいない場合
3.模倣が容易で差別化自体が難しい場合
は差別化なんかしなくてもOKなのではないかとふと思うようになった。
さらに裏を返せば、
上記以外の市場環境や事業目標・ポジションがある場合は、
差別化しないといけないんだろうね。
●潜在と顕在●
たまに要因が良くわかんない場合もある。
もちろん両者は同じではないんだけど、
ほぼ同じお店なのにこっちのが儲かってるとか、
ほぼ同じサービス内容なのになぜかこっちとか、
そういうのない??
もしかしたら後述のように定性的になにか小さな要因がいっぱいあって
それを見逃しているだけの可能性もあるんだけど、
(または「なんとなくこっち」という感覚も差別化要因とするときとか。)
でも数字とかには表れない
潜在的な部分にも差別化されるファクターがある気がする。
●各要素の付与の定量的な考え方●
さらに差別化の要因で
定量的に言える場合と言えない場合がある。
定量的な要因はわかりやすい。
定性的なものがやっかい
自分たちでは差別化したつもりでも、
これが相手にとって響かないことがある。
(無駄な差別化)
つまり、要因的には差別化しているのに、
それが人に届かない。
これが一番無駄だと思う。
投資したつもりがそれがリスクになる的な。
ここの視点も忘れないようにしたい。
★結論★
いろんなビジネスがあふれてる中で、
オンリーワン、ナンバーワンってすごく難しい。
そこでどういう事業展開をしていくか、
その目標に沿って
改めて差別化を必要性から考えていくべき。
差別化要因の洗い出しを慎重に行うことと、
お客さんにとってもそれが有意義なものなのかどうかも考える必要がある。
最後まで読んでくれた人ありがとう
追伸:どうやら1月23日に
高校生100人とお話するイベントに出させてもらうようです★楽しみ♪