今日はいろいろなイベントが重なる日で、正直先週までは説明会ではなく別のイベント参加予定でした。

 

ただ、そのイベントが諸事情により延期……。

ならば空いた時間にどこに参加しよう?

 

いくつか選択肢があったのですが、最終的にキャンセルが出て登録できた私立中の説明会に参加してきました。

 

我が家にとっては、結構上位に入る学校です。

なぜか? 一番近いんです。

ただそれだけ(笑)

 

 

一応ギリギリ徒歩圏かなと思います。

ちょっと雨降るとしんどいかもという距離感。

スクールバスに乗ると逆に遠回りになる位置関係。

 

子どもにとってプラスなのは、今通っている小学校とは真逆の方向。

「それなら行ってみたい!」

 

今日も行きたい行きたいと騒ぐ子供を置いて私だけで行ってきました。

 

さすがに4校目にもなると、子供が参加しても問題ないのはわかってきましたが、

わが子がこの時間を耐えられるか? というのはまた別問題。

 

なので最初はまず私が行って様子をみてから子供と一緒に行くというスタンスです。

 

 

今回はちょーっと時間ギリギリになってしまったのですが

満席状態の会場は子供もたくさんいました。

 

まず校長先生の挨拶。

熱のこもった説明、終わらない終わらない(笑)

長いので注意されるという定番のやり取りを、ちゃんと外からの指示に従い切り上げたのはえらいと思います( ´艸`)

 

そして続く二番手の先生、これまたしゃべりが上手すぎて、早い早い。

子どもがここにいたらさすがに聞き取れないかもなぁと思って周りを見たら

子どもたちはちょっと飽き気味のところに投入される

各種イベント情報にざわめく会場

 

うまいな~

唸りました。

 

正直これまで参加した学校では、一瞬意識が飛んだ学校もあります。

数字の話ばかりで子供飽きるよねと思ったら、子供たちは別室で体験授業とか。

でも大人向けの説明で受験率を読み上げてどうするんだろう?

 

うちが現段階ではあまりその情報を重視していない分、眠くなること眠くなること。

アピールが受験進学しかないのかしらん? と思ってしまうくらいでした。

 

まぁ受験担当者の話なのでしょうがないのでしょうが、

塾かと突っ込んだのはここだけの愚痴です。

 

それに比べると今回の学校さんは、盛沢山の情報をテンポよく話倒し、

現役生の紹介も今回3名で順番に聞けたのもよかったです。

 

 

午後だったので授業見学はなかったのですが、

今回は生徒さんの案内役も結構あり、見学ツアーの時は要所要所に生徒さんがいたり。

 

自由見学もあったので、フラッと高校の施設ものぞいたら、

廊下を走りながら「こんにちはー」と去っていく運動部(笑)

 

なんとなく雰囲気が良かったですね。

 

こういうなんとなくの肌感覚って結構重要だと思うのですが、

他の人たちがどう感じているのかというと、あまり熱心にメモを取る人はいなく、

そわそわグループで見学に来ていると思われる親御さんたちがひそひそ話。

 

子どもも親も興味のあるなしって顕著だなぁと感じました。

 

見学会でほぼほぼ全員施設見学に参加する学校もあれば、

今回のように半分以上ツアー不参加(自由見学はOK)という学校もあるんだなと。

 

そういう意味では、見学ツアー以外の自由見学がある分、

今までの学校の中では選択肢が一番多かったかもしれません。

 

 

子どもたちもなぜこの学校を選んだかの中にもありましたが、

私もほれ込んだのは図書館。

 

建物も素晴らしいですが、何より選書の良さとポップアップが至る所にあるんです。

しかも漫画から絵本まで取り揃えていて、これは本格的と感動しました。

 

しばらく自由見学だったので案内をしてくださった先生に聞いてみたのですが

専任の司書さんがかなり力入れているとのこと。

 

といっても、専任でも授業も持っているらしいので、兼任じゃないのかしら?

と思ったのですが、そんなことはどうでもいいんです。

 

とにかくこれは興味を持つ子供たちがいるだろうなということ。

運動部も強い学校なのですが、運動苦手な子供なので難しいかなと思ったんですと雑談していたところ

 

「自分も運動は苦手だけれど、逆にこういったスポーツ理論などから入るという方法もある」という話をさらっと言われて、完全に目からうろこでした。

 

運動が苦手でも、運動に向き合う参加する方法がある。

 

これ、校長先生が障碍者スポーツの授業を持っているという話もあったのですが

『ハンチバック』で芥川賞を受賞した市川沙央さんの言葉を思い出しました。

 

スポーツはまだ障碍者スポーツというジャンルもあり、障害に対して開かれている。

その一方で、文学や本は障碍者に開かれていない

 

という言う内容を言っていて、なるほど!? こういうことか! と

ちょっと自分の偏見、スポーツが強い学校=スポーツがうまくないと入れない

ってことはないんだなぁということです。

 

もちろん、スポーツが得意なお子さんにとっては選択肢の中に入る学校でしょうけれど、かといってスポーツができないならできないなりに別の方法を考えられる余地があるのかなと感じました。

 

まぁ、実際にそれを学校として上げているかどうかはわからないのですが……

 

そのうち個別相談する機会があったら、相談してみたいなと思います。

 

 

全体的な印象は開けた学校。

 

教室も廊下から教室の中が見れるタイプで、広さがありました。

体が大きくなってもこれなら大丈夫そう。

 

ICT機器最先端。

理科・算数でもタブレット使って授業するとか。

 

え、え? それならもしかしてうちの子も参加できそう?

どうなんだろう? 今まさに手書きを拒否し始めていて、

タブレットでなら勉強すると言い出していて、

徐々にICTがわが子の選択肢に入ってきました。

 

それならば、やはり手書きオンリーの学校よりは、

積極的に使ってOKを出してくれる学校のほうがいいわけです。

 

 

もちろん心配な部分もたくさんあります。

 

人数が多い。

今と変わらないのですが35人クラス。

 

少人数大好きな子供にとっては多いわけです。

でも、ある程度安定しているなら大丈夫じゃないかなぁ?

 

というのは親の感覚。

本人がここやだといえばおしまいです。

 

少人数で面倒見がいいという一方で、合わなくなったら逃げ場のない学校と

ある程度人数がいて紛れてしまえば、なんとなく全体的なノリはあっている気がする学校……

 

どっちだったらわが子は行けるのだろうね?

そんな感じです。

 

 

立地も駅からスクールバスの学校ですが、変な話2番目に見に行った学校に比べると、実際は外に開けているというか開きまくってます。

 

これなんでだろうなと思ったのですが、

・スポーツ強い→交流試合たくさん

・オンラインフル活用で英会話や海外の学校とつながりまくる

・学期ごとに校外学習あり

 

海外への研修もあるし(希望者のみ)、修学旅行は海外

 

お金いくらかかるんだろう(´;ω;`) と思いつつ、

でもなんだか同じ規模の学校なのに全然違うなぁと感じました。

 

オリエンテーションで泊りがけで入学直後に遠出したり、

活発だなぁという印象。

 

体験重視の学校という言い方をしていて、なるほどなぁと思いました。

 

何でしょうね、元男子校と元女子高の差もあるのかもしれません……

違ったかな? もともと共学? だったかな? あやふやですね

 

 

トータル的にみて、親の印象はかなり良い感じです。

今のところ4か所行って、子供と一緒に夫にも見てもらおうと思えた学校は3か所。

 

二か所は少人数の学校、1か所は普通規模ですかね。

 

我が家は一時間圏内くらいで見てますが、今日の説明のなかでは2時間通っているお子さんもいるようです。

 

ここあたりはもう本当にその子次第かなぁと思ったりします。

 

 

先生の印象も結構よかったですかね。

さっぱりした感じが良かったなと。

 

生徒さん情報的にもかなり距離が近いとか。

補修も無料というか放課後結構手厚くいろいろあるようです。

 

あとは別途有料で塾っぽい勉強もできるとか。

ここあたりの選択肢の多さが、駅から遠くても学校で完結できます!

なところもありだなぁと感じますね。

 

かゆいところに手が届いている仕組みを随所にちりばめていて

あとは子供が興味を持つかどうかかなと。

 

 

その他

 

高校生が試合をやったり部活で残っていたのですが、高校生大きいですね……

で、このサイズ感になるのかぁと思いつつ、うちの子も多分体のサイズ感で言えば同じくらいになりそう……

 

スポーツやるとは思えませんが、しかしもったいないと言われる体格と思うので

この中にいればまぎれるかも? という不思議な安心感がありました。

 

まぁ、勉強についていけるかとか、いろいろ不安はあるものの、

子どもも気に入ってここに行ってみたいから勉強する!

なーんて方向でうまくいってくれるといいなと感じたのでした。

 

とりあえず4年生の今見れてよかった学校の一つかもしれません。