今朝は子供が半べそ書きながら起きてきた。

 

曰く、怖い夢を見た、と。

 

聞けば学校の先生が二人出てきたらしい。

 

一番嫌いな(怖い)先生と、もう一人新しい担任(どちらも怖い)

 

なんでお母さんと一緒にいるの? と言われて悲鳴を上げて起きたと。

 

日中も夢の話をして、塾に行った時も塾の先生に朝の話をしてほしいとのこと。

 

一緒に来てというのでついていけば、「先生に話して」と言われて共有しました。

 

今日も塾の宿題をこなしたものの、算数はだいぶスムーズにやれるけれど

国語がとにかくスタートにつまづきます。

 

とにかく抵抗感がものすごい。

勉強=学校になっていて、これをどう切り離したらいいのか。

 

そんな話を夢の話と交えて室長さんと話してました。

 

「子供にとって勉強と学校は切っても切り離せませんからね」

 

そりゃそーだ

 

その難しいことを、私は強要しているのだろうか……?

 

でも、学校が怖いと勉強が怖いは恐怖の担任によって結び付けられてしまっていて

とにかく今ここは学校ではなく家であり、

先生はいなくて一緒にやっているのはお母さんという

「今、ここ」は大丈夫であることを伝えて、ようやく今日は叫びながらも

すぐ復活など、切り替えがすこーしだけ上手になったかもしれないのです。

 

別に一朝一夕でなんとか変わるとは思ってないですが、

私が思っていた以上に、子供にとって学校が本当にしんどくて

 

先週は教科書をすべて持ち帰ってきたのですが、

教科書を見ただけで先生の顔が浮かぶらしく、見せないで、と拒否されました。

 

でも、まだ事情が分かったし、その気持ちもわかるので

「わかった」とひとまず下げています。

 

塾で購入した学習ワークが教科書ベースではあるのですが、

ひとまず教科書がなくてもわかるようになっているので助かっています。

 

本当は教科書の本文を読んだ方が理解しやすいだろうなと思いつつ……

結局ワークを中心にフォローをしている感じです。

 

でも、これならできるという方法を少しずつ導入して

例えば漢字の書き取りは頑張るけれど、別の問題は書くのがひたすら苦痛なので

今はポストイットに回答を書いて、選択式にしています。

 

それであれば全問正解できる……

書くことへの抵抗感と、記憶力がまだまだバラバラなのと

どうしてもすべての課題が先生の記憶をフラッシュバックさせてしまうようで

悩ましいですが、別の方法や新しいアプリなど学校や先生と結びつかない方法を探していくしかないかなと。

 

正直、そういう意味でドリル系がほぼほぼ地雷

 

一方でGWあたりから探してみたトド算数とトド英語がはまってます。

 

アプリで遊びながらできるので、楽しいようです。

一人でサクサクやり続けて、無料期間でかなり遊びこみ、

続けてやりたいというので期間限定で課金しました。

 

おかげでアルファベットは大文字小文字発音だいたい一週間でキャッチアップ

 

特にマイク機能を使って発音ゲームもあるのがいいですね。

音と文字が一致しないとなかなか難しいのですが、

なかなかうまいタイピングゲームが見つけられなくて、

どうしたものかなと思っていました。

 

歌にすれば順番で覚えられるのですが、単発で出てくるとわからなくなるようで……

 

ひとまず学校では拒絶しまくっていたため、ほぼ放置状態でもあり

結局ほぼ何も身につけずに3年過ごしてきてしまったので、

家でやるしかありません。

 

ひらがなカタカナも担任から「できません!」と丸投げされて

家で何とか触るグリフなど使って読みを強化して、

今はなんとか見ながらなら書けるところまで来ましたが、

学校嫌い、勉強嫌いを植え付けた元担任たちには本当にいろいろ言いたいことは山のようにあります。

 

とりあえず元通常級の担任は基本的に集団への一方的な学習しかできないので、

個別にフォローできずに子供をののしるくらいならやめていただきたい。

 

できないならできないと言ってほしかったと。

ここまでこじれる前に何とかしたかったのですが、

コロナもあって学校に入れず先生の言葉しか頼るすべがなかったことが心底悔やまれます……

 

逆に言えば、家で何とか最低限でも勉強は続けていて

去年から個別の塾に行き、国語と算数はフォローしてもらえている。

 

あとは理科と社会、英語が何とかなればという感じなので

メンタルケアをしながらできる、できた! を少しずつ少しずつ積み重ねていくしかないですね。

 

今日は珍しく集中してやれたので、自分でも漢字をかけた! と嬉しそうでした。

 

勉強を学校から切り離して、学び直しを家でやっていく。

 

少しずつではありますが、結局学校に行った結果遠回りと、いらない心の傷を作ってしまってトラウマだけ植え付けられた状態ですが、それでも生きていかなければならないのだから、できることは少しずつ増やしていった方がいいのです。

 

我が家はこの状態でも、幸い子供のメンタル状況はかなりマシと思います。

 

夢で見たり、思い出して荒れることはあるけれど

その一方で魔除けを買ったり、本人なりに怖い気持ちを何とかしようとあがいてます。

 

急がず、それでも地に足をつけて、勉強を通じて育ち直しをしていって

そのうち少しずつ自分のやりたいことを前向きにつかんでいければなと。

 

今は一緒に何ができないのか、わからないのかを

一個一個一緒に時間がかかっても積み上げて

土台をしっかり作っていければ大丈夫、

という見通しをもってひとまず夏まではやっていければなーと思うのでした。