今日は4年ぶりの開催となる、給食試食会へ行ってきました。
そしてまんまと遅刻……と思ったら間に合いました。
いろいろ、いろいろなんか思ってたんと違うでしたが、
試食会は親だけで教室を借りて(6年生修学旅行代休)
親が給食当番を手上げ方式でやってみんなで食べる
というものでしたね。
実は行くまで、ずっと子供の教室で一緒に食べると思ってたんです……なぜか……
たぶん配膳のお手伝いとか書かれていたので、あ、子供たちの分も一緒にお手伝いするのかな? と思ってしまってました。
なかなかに、お互い説明不足が起きるのが学校です。
(学校の当たり前が、親たちに通じてない)
まあ、ともあれ
配膳を手伝った後、一階上の教室だったので、
子どもたちが手洗い準備のスキをみてちょっと一緒に食べられないよと言いに行ったのでした。
なにせ、「今日お母さんがくるってみんな知らないよ」
と心配して、学校行ったらみんなに言う! と意気揚々だったのです。
これで「お母さんは一緒に食べない」と知るとがっかりするどころか、下手すると脱走……
という心配のある子なので、一言「お母さん別の部屋でほかの保護者の人と食べるからね」と言いに行ったのでした。
おかげで「知ってるよ!」とかえってきましたが、
顔見た瞬間抱き着いてきたので、まぁまだこんなもんだよなと
なかなか思い込みで動いてしまうので、そうじゃなかった時の対応がまだまだ、まだまだ安定しません。
でも「知ってるよ」といった時のがっかりしてないけれど
でも会えてうれしい表情は、とりあえず混乱することなくてよかったかなと。
先週から6年生の修学旅行で、担任の先生が不在でしたが
代わりに入ってくださった支援コーディネーターの先生からは
「だいぶ落ち着きましたね。成長がすごいです」と書いていただいてます。
今朝も、遅刻して登校した際、休み時間でばったり遭遇。
同じ話を改めてしてくださいましたが、
去年まではこんな話は支援級の担任の先生としかできなかったのに、今年はケース会議をやったおかげもあり、支援級の担任だけでなく、交流級だけでもなく、支援コーディネーターの先生や教頭先生校長先生、また養護の先生からも個別に声をかけていただけるようになって、本当に学校の仕組みが大きく変わったなと実感してます。
去年までのことを言い出したら、本当にもう何百文字書いても書ききれないくらい、なんの支援も、何なら支援級の担任へのサポートすらない状況で、二年間なんだったんだ、就学相談の意味がなにもない! と本当に衝撃を受けるレベルでした。
それでも、今年の一学期はまだ様子見でしたが、2学期は学校の本領発揮してきたなと。
担任だけではなく複数のチームで子供たちをみるという事例でもあり。
管理職も、実は先日ちょっといじめのことで別の保護者さんから話があって教頭先生とお話ししてきたのですが、クラスの名前を挙げたところすぐに「一番目か二番目に出る名前ですね」と、おっしゃるではないですか。
今年は新卒新任の先生なので、週一で書道の時間は教頭先生が(もとは教務主任の先生でしたが、支援級の担任が一人休職中で教頭先生にチェンジ)入ってます。
それでもおそらくこれまでにも何度かそんな話がでたのでしょう。
担当しているわけではないクラスでも、個別の生徒の名前とクラスの様子を伝えると、担任ではなくとも管理職がきちんと把握している。
当たり前といえば、当たり前なのかもしれません。
が、少なくとも去年までのうちの学校はこんな当たり前は存在しませんでした。
教頭や校長と話をすると「初耳です」「すみません、把握してませんでした」のオンパレード。
挙句、もうこれは言っても無駄だと支援級内でとどめられたことばかりで、なにも、なにも!!!! 二年間共有されていなかったという事実に大激怒状態でした。(私が)
仕組みがないからできませんと言われ、その仕組み自体を保護者にないことすら共有されず、一体何をどうすればいいのかすら、わからず、保護者が学校の仕組みから作ってくれと言わなくてはならないのかと教育委員会にも告げましたが、
それらを踏まえて、今年の変化は目を見張るばかり。
子どもたちは担任が研修で出張が多いものの、それでもクラスが安定して回っているわけです。
ちゃんと代わりの先生たちが来ても、子供たちが安心して学校にいられるわけです。
去年までは、先生がお休みされたり出張されると、
親や子供以上に、出張に行く担任の先生自身が、
他の先生が入って大丈夫かと心配されるレベルでした。
それくらい、他の先生との共有も何もない状態で、支援級は担任の先生がいないと交流が全部なくなるというのが当たり前とされていました。
今は、担任の先生が出張でいなくても、子供たちは当たり前に交流へも行くし、笑顔で過ごしている様子が今日も見ることができました。
これが、どれだけ切望した現実か、わかりません。
子どもが大好きだと言っていたきな粉揚げパンのボリュームに驚き、写真では少ない? と思っていたら実際は大変満腹感のある給食をいただき、周囲のお母さんやお父さんたちとお話しするほどではないものの、特に疎外感があるわけでもなく何となく周りとおしゃべりしながら給食当番もこなして帰ってくることができました。
コロナが終わったんだなぁというのとともに、コロナでいかに学校が閉鎖されまくったか、それによって学校の先生たちも満足に研修さえ受けられず支援級を担当しなければならなかったか。
毎年のように、学年途中で休職される先生、戻ってこないまま転任される先生が後を絶ちませんでした。
でも、今年の休職は、支援級一人だけです。
(これは、多分うちの問題がきっかけだったんじゃないかとは思っているのですが……、直接の担任の先生ではなかったので真相はわからず……)
3人も休職でいない年は、主任の先生だけでなく言葉の教室の先生も担任に駆り出され、通級がなくなりましたと言われた年もあります。
子どもたちは次週が当たり前。時々校長や教頭が来てましたが、とにかく手が足りないのが当たり前……。
そんなあちこち破綻しまくっていた学校が、だいぶ変わったなと。
以前も書きましたが、先生たちがピリピリしてないです。
笑顔で挨拶をしてくださることも増えました。
前は、あからさまに無視する先生(支援級主任とか)
暗ーい顔で余裕なく、ずっとピリピリしている先生、多かったです。
PTAももめまくり、教頭や校長がストップをかけるくらい暴走してました。
PTAがまともでない学校は、学校そのものも問題があるというのが最近の私の持論ですが、問題のあった支援級主任の先生は退職され、学校全体の1/3の先生が移動し、教室も支援級を中心にした配置換えとなりました。
実際、これでよかったかどうかはわかりません。
多分また来年変わることもあるでしょう。
でも、そういう改革ができる校長でもあり、先生たちだったんだなと。
教員の移動で、転校を試みようとしたのに学校のほうが別の学校になったかのような状況でしたが、子供が安心して通うようになったというのが結果です。
課題はもちろんまだまだ山積みですが、それでも楽しそうにお昼休み遊んでいる顔を見ると、子供なりに学校生活を満喫できているんだなと。
タブレットをお守り替わりに手放せなくて、ゲームやりまくりですが、それも先生方が全員共有してOKとしてくださってます。
おかげで体育も見学だけでなく、みんながやっていることを動画にとって見直してもいいとか、いろいろ「とにかくやってみましょう」と前向きにトライできるようになりました。
ようやく、少しほっとしたかなというのが正直な気持ちですね。