50代女性が感じる「私ばかり」という不満は、

老後不安と無関係ではありません。

 

 

家事分担や生活の役割が固定されたままだと、

「私が担う前提」は老後にも持ち越されます。

 

 

老後設計というと

お金や介護を思い浮かべがちですが、

夫婦関係を左右するのは、

日々の役割の積み重ねです。

 

 

この問題の本質は、

「私が担う前提」が固定されていること。

 

 

出来事が起きるたびに、

自然とあなたが動く。

それが当たり前になっている。

 

 

私は両親の介護に、

40代から50代後半までの時間を使いました。

人生の10年です。

 

 

介護そのものに後悔はありません。

けれど、苦しかったのは別のことでした。

 

 

何かが起きるたびに、

予定を調整、手続きをして、

家のことを止めないように段取りを組む。

 

 

夫が現役でも退職していても

最終的に動くのは私のまま。

 

 

通院の付き添いから戻っても、

夕食の準備は私。

病院やケアマネとのやり取りを終えて

帰宅しても、洗濯や翌日の調整は私。

 

 

ある日、

洗い物をしながら涙が止まりませんでした。

 

 

「どうして私ばかり」と、

心の中で何度も繰り返しました。

 

 

この先も、

最終的に動くのは私のままなのではないか。

その前提が変わらないことが、

怖くなったのです。

 

 

役割り固定が起きる理由は、

どちらかが怠けているからではありません。

 

 

「今はこれで回っているから」と、

見直さないまま時間が過ぎるからです。

 

 

そして何かが起きたとき

その「いつもの分担」がそのまま拡大されます。

 

 

体調不良、親の問題、孫の世話、退職後の生活。

 

 

出来事が変わっても、

担当は変わらない。

 

 

問題は出来事そのものではありません。

誰が、生活を担う前提になっているかです。

 

 

一度「私がやる」と決まったことは、

次もあなたに回ってきます。

 

 

老後不安の正体は

資金だけではありません。

 

 

「私が担う前提」を見直さないまま

時間が過ぎることが

夫婦関係を削っていくのです。

 

 

先ずは、

家の中で誰が何を決めているのかを

書き出してみる。

 

 

・通院や連絡の調整

・お金の管理

・夕食や買い物を段取りを決めているのは誰か

・家のことが滞ったとき、最終的に動くのは誰か

 

 

「いま家の中で、私しか知らないことは何か」

そこから見えてくるものがあります。

 

 

あなたの家事分担は、

本当に話し合って決めたものですか。

 

 

それとも、

何となく続いているだけですか。

 

 

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