夜、電気を消してから、
寝る前に考え過ぎて眠れないことに気づく。
そんな夜が増えたと感じていませんか。
「また考え過ぎている」
そう思いながら目を閉じようとしても、
頭の中では、
その日の出来事が勝手に再生されます。
「もっと違う言い方があったかもしれない」
「なんで、あんな一言を言ってしまったんだろう」
真面目で、キチンとやってきた人ほど、
自分の言動を「そのまま」にしておけません。
場の空気は大丈夫だっか。
相手を傷つけていなかったか。
一つずつ確認するうちに、
考えがとまらなくなります。
娘が、学生時代からの友人とのつながりを
今も大事にしている。
イベントのたびに友人夫婦を家に招き、
以前の職場の同僚たちが訪ねてくることもある。
時代が違うのは、頭ではわかっている。
けれど、出産して間もない頃にも
人を招いているのをみて、
思わず口を出してしまった。
「赤ちゃん、落ち着かないんじゃない」と。
返ってきたのは、
「後輩たちは、呼んでいない。
ちゃんと考えている」という言葉だった。
その場では言い返さなかったが、
夜になると、思い出してしまう。
あれは余計だったのか。
放っておいた方が良かったのか。
答が出ないことは、どこかでわかっていた。
それでも、考えは止められなかった。
こうした反省は、
これまで誰かと向き合ってきた時間の中で、
身についてきたものかもしれません。
50代は、誰かの人生を支えながら、
同時に自分の立ち位置も見直す時期です。
夜に考え過ぎてしまうのは、
その変わり目に差しかかっている
サインともいえます。
今夜また考え始めても自分を責めなくていい。
考え続けてしまうのは、
これまでちゃんと向き合ってきた証拠。
ただ、その反省が
前に進む形になっているかどうかは、
少し見直してもいいのかもしれません。
前向きに繋がる振り返りなら、意味があります。
でも、答が出ないまま
「なんであんなこと言ったんだろう」
「どうして、あの時出来なかったんだろう」
と、考え続ける反省は、終わりがありません。
そんな時は、
答が出ない反省を、
頭の中だけで続けなくてもいい。
上手くいかなかった言動をメモしてみる。
「次は、こう言えたら良さそう
「このくらいなら、できるかもしれない」
と、代わりの言葉や行動を書いておく。
自分がいつも立ち止まってしまうポイントを、
紙やスマホに、見える形で残しておく。
それだけで、
同じところを何度も考え込まずにすみます。
反省は、
自分を責めるためのものではない。
次に進むために使えばいい。
反省を頭の中で終わらせないで、
書き出して整理するだけでも
寝る前の時間を、
休むための時間に戻していくことは可能です。
人生後半戦を‟自分のため”に生きる
心の解放メソッド
おばちゃんカウンセラーさとうゆかり
