ここ数年、介護業界は助成金ブームです。
いろいろな助成金の中で、人材の採用・定着化の仕組みづくり、評価制度構築等を私のようなコンサルタントにご依頼していただくと、助成金がおりるエリアがあります。
事業者さんはタダ同然でプロの知恵を借り、内部体制を強化できるので、かなりお得な制度だと思います。
そのため、最近は助成金を使ったコンサルのご依頼をいただくケースが増えてきました。
今日もそのようなご依頼があり、ある事業者さんにお邪魔していました。
私がコンサルのご依頼を受けると、まず事業者さんの現状把握をさせていただくためにヒアリングとアンケートをさせていただきます。
それで、今日はスタッフの方にヒアリングをさせていただいていたのですが、
現場の方の仕事の悩みや人間関係の悩み、社長や幹部に対して普段なかなか言いたくても言えないこと等をたくさん聞くことができました。
中にはコーチングすると、現状の課題に対する改善案をすんなり導き出せる方もいらっしゃり、人材が埋もれているなぁと感じました。
そして、社長や幹部の方がスタッフとしっかり面談する場を持っていただければ、もっと簡単に事業所の業績は良くなるだろうなぁと思いました。
みなさまは定期的にスタッフと面談する場を持っていらっしゃいますか？
ひょっとすると、今抱えていらっしゃる悩みはスタッフと面談することによってあっさり解決してしまうことがあるかもしれません。
意外と人財は身近にいるものです。
しかし、その力を上手く引き出せない。
あるいは、短所にばかり目がいってしまい、長所に焦点を合わせられない。
そんなことはないでしょうか？
人間は意識していないと、人の欠点ばかりに目がいってしまう習性があります（元来、人の長所を見れる方。長所に焦点を合わせることに慣れ、それが自然にできるようになった方は別です）。
気を付けたいものです。
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