昨日の夕方
いつものように部屋でリラックスしていると
部屋のドアをノックする? いや
ドンドンドンと激しく叩く音
急いでドアを開けると
そこにはハンカチで目頭を押さえた義母の顔が
目が赤くなっている
「koki 今から病院に行くから」 義母
「どうしたの?」 私
「お父さんが(義父)お腹が痛いって」 義母
「皆んな病院に行くのでkoki留守番しててね」
外に出ると義父が左脇腹を押さえて、苦悶の表情
「タタイ 大丈夫?」 私
顔を見れば大丈夫じゃないのは分かるが
「ここが痛い」と左脇腹に手をやる義父
道路には義父の車がスタンバイ
義妹の彼氏が運転席、隣には義妹
そこへ早足で駆けつけた義父の一番下の妹
次にトライシクルで義父の六番目の妹が到着
義父は11人兄弟の長男
後は義母だけ
義母が中々家から出て来ない
義父が義母に「早く、早く」と大声で呼ぶ
やっと出てきた
ところが車の周りに集まった近所のおば様達
義母に どうしたの?どこが痛い? 質問攻め
中々車に乗れない
車の中では義父が苦痛の表情
義母、質問を遮り乗車
やっと出発
おば様たち今度は私にちょっかい
私が一人なのを知って
「koki 夜危ないから鍵ちゃんとかけな」
「フィリピンは夜 お化けが出るよ」
「何かあったら私の家においで」
70のジジイが子供扱い (笑)
そんなこんなで
フィリピンで初めて一人の夜
ちょっと不安
21時
いつもの消灯時間
電気を消し眠りにつく
エアコンと扇風機の音だけの世界
うつらうつらしていると
微かな音で目が覚めた
コンコンコン
コンコンコン
?玄関のドアをノックする音?
ゲートの鍵はかけたし
玄関まで入って来られないはず
無視していると
しつこく
コンコンコン
やっぱり我が家の玄関
恐る恐る玄関のドアを開けると
そこには、いとこの男の子の満面の笑顔
後ろに二人の男の子も
男の子といっても青年
義母からの電話で、私が一人だから家に行って
泊まってあげてと言われたらしい
なんと ま〜 フィリピンらしい
おかげさまで安心して夜を過ごす事が出来ました
では、👋