8月に入りました。
自由が丘まるやま本店では、今年も恒例の「夏の宴」が2日(金)〜5日(月)まで開催されます。

辻が花」とは、室町時代に栄えた縫締絞の文様染のことで、江戸時代初期に姿を消してしまいました。 現代に息づく染色として心血を注いだ独自の研究の末、久保田一竹60歳にして納得のいく作品が完成、「一竹辻が花」と命名しました。

現在は、二代目が跡を継ぎ、来場されます。
人間業とは思えない、独特の絞りの技法、色彩。
普段は、美術館に展示される非売品も並びました。
ぞひ、見にいらして下さい。

そして、次のコーナーは、江戸小紋。

江戸時代に武士が礼装に採用したことから誕生した小紋柄です。 贅沢を禁じ、身分に合った質素、倹約を強制する奢侈(しゃし)禁止令が発令されていたため、遠目からは地味な単色に見える、細かい柄が生まれました。 武士は各藩のみが使える柄を定めて士気を高め、格調を誇りました。

普段見られない素敵な小紋が並びました。
先生の講演もあります。
お勉強になります。
ぜひ、暑さを忘れて歴史ある文化に触れて下さい。
五嶋の小物、草履誂コーナーもあります。