萌える火曜日、えのあーです。

 

先日、お笑いグループ、ダチョウ俱楽部の

 

上島竜兵さんが急逝されました。

 

実際にお会いしたことはありませんが、

 

テレビでお見受けする限りでは、

 

竜兵さんは明るくて、やさしくて、

 

後輩芸人からも慕われていた様子なので、

 

始めて訃報を知った時は、

 

信じることが出来ずに、

 

芸人さん特有の冗談かと思いました。


 

いまは、

 

愛されキャラの竜兵さんが、

 

ひとり苦悩されていたのかと思うと

 

悔しくて、残念でなりません。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

さて今回は、品質至上主義からの

 

過剰スペックについて

 

考えたいと思います。

 

僕は、以前、製造業にいたことがあります。

 

半導体工場で技術エンジニアをしていました。

 

当時、フラッシュメモリー製品を

 

担当していたことがあります。

 

フラッシュメモリーとは、

 

USBメモリやSDカードに使われる

 

記憶媒体の半導体製品であります。

 

記憶媒体の品質保証には、

 

データ書換え回数がありました。

 

30万回の書換えをしても壊れない

 

というものです。

 

なぜ30万回か、というと、

 

既製の記憶媒体、FD(フロッピーディスク)の

 

 書換え保証回数が、300万回 でした。

 

フラッシュメモリーは、

 

FDに置き換わる製品とするため、

 

FDと同等の書換え回数を

 

最終目標としていましたが、

 

いきなり300万回保証はハードルが高すぎなので、

 

30万回の保証するというものだったと思いますグラサン

 

当時、このクオリティ(30万回)をクリアーするため、

 

製造工程では、大変な苦労がありました。

 

品質向上には、製造工程において

 

時間もお金も掛かります。

 

品質至上主義により、

 

如何にして30万回を保証するか

 

ということを

 

考えることが正しいこと、

 

賢い人であるという風潮が

 

会社に蔓延しています。

 

 

保証は30万回でなくとも良いのでは、

 

と言い出す人は、社内に誰もいませんグラサン

 

言おうものなら、

 

会社の名を汚すものと

 

扱われるかもしれませんお願い

 

 

しかし冷静に、このスペックを考えてみると、

 

一日に10回データ書換えをすると、

 

一年で約3000回。

 

30万回のデータ書換えは、

 

約100年分になります。

 

USBメモリに、100年分の保証が

 

必要なのかと思いますが、

 

当時、企業は100年近く使える

 

USBメモリを

 

目指していたことになります。

 

この品質は、必要でしょうか

 

 

このことが原因か分かりませんが

 

この間に、韓国のサムスン電子や

 

台湾企業が頭角を現わし、

 

日本の半導体産業は衰退していく

 

ことになります。

 

 

話しは、変わりますが、

 

最近のスマホの充電器は、そのほとんどが

 

中国製です。

 

安価なので、

 

僕も中国製の充電器やUSBケーブルを

 

購入しますが、

 

一年も経たないうちに、壊れてしまい、

 

まったく使い物になりませんお願い

 

 

試しに、少し値の張る日本製の充電器を

 

購入してみると、

 

良好に使えるし、3年経っても

 

全然壊れないので

 

たいへん重宝していますニコ

 

 

一年経たないうちに、


壊れてしまうのは困るけど、


100年は持たなくて良いよ!

 

と、つくづく思う今日この頃ですニコ

 

 

 

 

 

 

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