足りなかった時は

欲しかった


それが人生の目的だと思うほどに


だけど満たされる以上に

与えられると

うんざりした


そうじゃないの

それはいらないの


あれほど欲しいと思ったのにね


わたしがほんとに欲しいものは

それじゃなかった

たいして欲しくなかった


手に入れてみないと

やってみないと

わからないものだ


人生を重ねて

少しづつわかってくる


わたしの欲しいもの


それがわたしという人間を表している


そして

思うようにいかなくて

ずっと悩んできたことが


単に

わたしがそれを

望んでいなかったせいなんだと

気づくこともある


いつもつるんでくれる

親友が欲しいと思っていたのに

できなかったのは


わたしが

それをしたいと思っていなかったから


仕事が終わったら

家に帰って

だらだらしたり、

本を読んでたりしたいから、

たとえひまがあっても

ほんとにはひまじゃない


お誘いがあるのは

たまにだから嬉しいんだ


恋人や配偶者という存在に

自分の時間を奪われるのも嫌だ


ほんとに気が向いた時にしか合わない、

1ヶ月くらい平気で連絡もとらない、

自分の生活や仕事や夢や趣味…

そういうものをお互い1番大事にできること、

頼ったりもたれたりし合わないこと…ここは説明が難しいけど、自分でできることは自分でやるという意味


それで、

その人が輝いているのを

わたしは喜んで、憧れて、恋していたい


そういう人に

会いたくなるし、

抱きあいたい


そんな人なら、

話題なんてなくても

顔をみていたくなる


ああ、

もう帰らなきゃいけない時間


もっと会いたい


そう思わせてくれる人がいい