月光変奏曲
〜君とつくる恋愛小説〜 
全36話

サブタイトルは余計だったな、うんひらめき


​感想

うわーん、見終わっちゃったーー (꒦ິ⌑꒦ີ)

寂しぃぃぃぃぃ!!!!!

こんなにハマるとは思わなかったー!!

ってのが、正直な感想


ただの王道ラブコメかと思いきや

実はしっかりお仕事ドラマ

編集者と作家が中心の物語だけあって

言葉の持つ力、美しさが胸に響く

本当に素敵な作品でした目がハート


36話と長丁場の現代劇でありながら

蛇足的な逸話がほぼなかったのは

原作ありきの脚本のせいなんでしょうか?


特に終盤の追い込みが物凄くて


主役から脇役に至るまで

それぞれの仕事に対する矜持を

まざまざと見せつけられたばかりか


男女主の魅力もそれまで以上に発揮され

CPとしてのケミも素晴らしいうえ


父と子の長きに渡る確執の終着

にまで触れてくるんだから

面白くないわけないんですよ!!!

泣きましたよ!!!


結果、最高の

ドラマでしたよ!!!

なめてた!ごめん!



以下、このドラマの良さを

詳しくまとめてみました指差し指差し指差し

(※ネタバレなし)



王道のラブコメ

最悪の出会いからの再会

三角関係、秘密の同居生活、と



視聴者の期待を裏切らない

王道のラブコメ設定♡




俺様の担当作家に

家でも外でも振り回されながらも

互いに好意を抱くようになり


紆余曲折を経て結ばれてからは

ニヤニヤが止まらない怒涛のキュン展開♡



ツンデレ&俺様が大好きな方

ラブコメが大好きな方には

間違いない一作っす!


お仕事ドラマでもある



憧れの出版社に入社し

夢と情熱を以って仕事に励む彼女の前に

幾度となく現実の壁が立ちはだかりますが

同僚、先輩たちに揉まれ、様々な経験を経て

やがて一人前の編集者へと成長してゆきます



彼女が尊敬し、寄り添おうとする作家たちも

時代の寵児、駆け出しの新人、

落ち目の元人気作家、契約作家、と

信念や夢、執筆スタイル、

出版社との力関係に至るまで千差万別


自分の信念を貫くべきか?

売り上げや名声の為に妥協すべきか?


理想と現実の狭間で葛藤する

出版社の人々や作家たちの描き方が

とにかくリアル!!!


実際の中国の出版業会が

どんなものかなんて知りませんが

本物の作家さんが作られたお話です



多少なりとも

ご自身の経験を基にされているのでは?

と思っちゃいますよね



会社の利益が最優先の販売部と

本の品質こそが全ての編集部との確執とか


作家の世界観を尊重する編集者と

流行に迎合した作品を強いる編集者とか


様々な目的や思惑で働く人々が

とても細やかに描かれていて

バクマン。を思い出したりしました



業界の裏側を覗くのが好き、って方にも

オススメできるドラマかもしれません


魅力的な男女主


新進気鋭の人気作家・昼川(ジョウチュワン)

新米編集者・初礼(チューリー)

主役二人のキャラクターがとにかく魅力的♡ 


作家としての才能は抜群なのに

横柄な態度と歯に衣着せぬ物言いが

何かとトラブルを招くチュワンと


巧みな弁舌+愛嬌と根性を武器に

チュワンの懐に潜り込むのに成功した

社交性抜群のリー



相容れない性格のようでいて

仕事に臨む姿勢や価値観が似ている二人は

いつしか公私に渡るパートナーとなります


序盤こそ、新人で立場の弱いリーが

チュワンに守られることが多かったのですが

編集者として一人前になるにつれ

チュワンや作家たちを守るために戦う

強くて頼もしい女性に成長 


チュワンにとってリーは

僕を光の下に連れ出し、喝采を教えてくれた人

となるのです♡♡♡


普段は幼稚で自由気ままなチュワンが

作家としての信念や誇りを捨ててまで

全力でリーを守り抜く姿に胸キュンだし

(惚れました♡)



たとえ自らが矢面に晒されようと

絶対にチュワンと、チュワンの才能を

守り抜くんだと、共に戦うリーにも胸熱

(特に終盤は格好よかった♡)



そして、二人が互いを守る為の

剣となり盾となるものが

言葉=文章なことも最高に魅力的♡



言葉の持つ美しさを描いていることが

このドラマをただのラブコメに留めない

所以になっていると言っても過言ではないかも


言葉の美しさにこだわる作品って

ともすれば、試聴者にある種の

照れや気恥ずかしさを感じさせたり

現実感に乏しかったりもするのですが


このドラマは、作家に男性が、

編集者に女性が多く配役されているせいか


どこか浮世離れした男性(=夢、理想)と

地に足がついた女性(=現実、堅実)を

描いた作品でもあり、その対比が

物語に緩急を生み出すのに一役買っています


女性が強くて賢い、というのも

面白いドラマの条件な気がします



短所が思い浮かばないぐらい

自分のヘキに刺さりまくるドラマでしたが

好みは人それぞれ…


この記事を読んで、少しでも興味を抱かれた方は

機会があればぜひご覧あれ♡


それから、最後にもう一つ


女主の虞书欣の、甘えたな声&話し方と

媚びたような表情の作り方や仕草が

苦手って方は多いと思うのですが

(私もその一人でした!!!)


今回に関しては

それが有効に働いたといいますか

初礼という役にピッタリ♡

あざとさが逆に可愛い!


ノセ上手&褒め上手で編集者は天職じゃないかとw

結果、彼女にメロメロ&デレデレw


このドラマで彼女を克服したって方

結構多い気がする、、、(しらんけど)


まだまだ語り足りませんが

今回はここまでバイバイ


長々とご覧いただき

ありがとうございました


↑この予告編、よくできてるなー!泣けた〜!