あらすじ
父親の顔すら知らず
女手一つで育てられた李進歩(リージンブー)
母親の青桐(チントン)とは
顔を合わせればケンカばかり
ある日、いつものように口論になり
「もし時を戻せるなら私を産まないで」
と言ってしまった進歩は
その足で向かった娯楽施設で
過去にタイムスリップしてしまう
そこで高校時代の母と出会った進歩は
劣等生の彼女が別の人生を歩めるように
手助けをする一方で
出産後すぐに妻子を捨てた父
陳君何(チェンジュンハー)が
彼女に近づかないように警戒するのだが…
感想
タイムスリップものであることを
うっかり忘れてしまいそうなぐらい
普通の人たちの普通の日常を淡々と描きながら
時折、ハッとするほど良い言葉や
ステキな台詞、エピソードで
胸をじんわり&ほっこりさせてくれる
とっても良いドラマでしたが
派手さがまるでない、地味なドラマだなー
なんて思ってたら
ラスト2話で泣かせに
かかってきますので御用心
1話から22話までは布石といいますか
22話かけて、各登場人物たちの背景を
しっかり丁寧に描き切ったからこその
ラスト2話!!
うっかりあらすじを読んでしまって
非常に後悔したのですが
展開がわかっていても号泣したので
何も知らなかったら
きっともっと泣けただろうなぁ、と思います
これから視聴予定の方には
くれぐれもネタバレを踏まないよう
まっさらな状態で見ていただきたいです
良い子供たちと、良い大人たちしか
出てこなかったドラマだったのですが
その中でも特に印象的だった何人かを。
まずは、彼らの担任教師
問題児たちに手を焼きながらも
生徒一人一人に温かく寄り添う
本当にいい先生でした
特に、厳格な父親に育てられたせいか
勉強一筋で同級生と接しようとしない
呉智勲(ウージーシュン)とのやり取りは
名言の宝庫だったと思うし
嫌われ役に徹していた女教師が
卒業式で語った言葉にはうるっとしたし
娘と妻を心から愛する青桐のパパは
ほんとーーに素敵な男性でした
そして、タイムスリップしてきた進歩に
一目惚れしてしまって以降
彼女を一途に想い続けた段霄(ドゥワンシャオ)