※風船ノスタルジック ?!
「じぃじ」たちの子どもの頃の遊びといえば、竹とんぼ、けん玉などの道具を使った遊びと、缶けり、かくれんぼ、ケンケンなどのようにあまり道具を使わない遊びに分かれていたような気がします。
そんな中で、女の子の遊びといえば、おままごとを別にすれば、ゴム段やオハジキなどがあったようですが、男女を問わず人気があったのは、道具ともいえないような「風船」ではなかったでしょうか。
いまでもそうなのですが、なぜかしら風船には不思議な魅力があるようです。
だって、何十年たっても衰えない人気商品なんて、そうそうあるものではありません。
風船好きにかけては「あかりん」だってその例外ではありません。お店やスーパーなどで風船を配っていたりすると、もう真っ先に駈けていって風船を欲しがります。
だからといって、風船はなにかに役立つわけでもありません。どことなく所在なさそうにフワフワと糸の先に漂っているだけのことですが、なぜかしらノスタルジックな気分にさせてくれるのですから不思議です。そのくせ、ふっと糸を離してしまうともう、取り返しがつかない危うさで、どこかに飛んでいってしまいます。
手を離したら風船がどこかに飛んでいってしまうからね「あかりん」。