潜水艦救難艦ASR-401「ちはや」(初代)

第1潜水隊群直轄艦(呉)

海上自衛隊初の潜水艦救難艦である。就役当時、潜水艦は「SS-501 くろしお」のみで、当初から潜水艦の安全が重視されていたことが分かる。
就役1961年3月15日
除籍1989年2月28日
基準排水量 1,340トン
満載排水量 1,850トン

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特務艦AUS-7011時代(1985年2月27日から)

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救難用装備 レスキュー・チェンバー
海中の事故潜水艦の直上海面に位置して、ブイにより洋上で定位し、乗員の救助に当たる。
レスキューチェンバーは、釣鐘状の対圧カプセルで、潜水艦の脱出ハッチに接続し、乗員を乗り移らせ、海面上へ引き上げ、救助する装備。

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それに対し、二代目「ちはや」「ちよだ」はDSRV方式である。
深海救難艇(DSRV)は、対圧カプセルを連結した小型深海潜水艇で、海中を自航し、潜水艦の脱出ハッチに接続し、乗員を乗り移らせ、救助する。レスキューチェンバーによる救助方法より、効率的かつ、多局面での救難を可能としている。

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(「ちはや」の写真には、DSRVそのものは、見えてない。)