今日から2日間の日程で教育福祉委員会・予算決算委員会教育福祉分科会が開かれます。
私の担当ではないので、ライブ配信で審査の経過を見守っていました。

9時半に委員会が開会し、条例改正4件。(全て可決)
国民健康保険条例の改正では、出産育児一時金の支給額が現行の42万円から50万円に8万円引き上げる内容です。

分科会では、予算化が適当かどうか質疑が行われます。
今日は介護保険・国民健康保険・後期高齢者医療の特別会計の他、
当初予算の審査は福祉部(福祉課、長寿課、保険医療課、健康推進課)、子ども部(子ども未来課、子ども家庭課)まで

2日間の審査結果は3月13日予算決算委員会で報告され討論採決、その後3月17日閉会日の討論採決という流れです。

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私が第1子を出産した平成13年の時は、産婦人科の支払いと出産育児一時金(祝い金)は別でした。(専業主婦時代)
産婦人科の窓口では出産費用の支払いを済ませ、夫が会社で申請を行った後、健康保険組合から口座に出産育児一時金が振り込まれました。後から来るので祝い金という印象が強かったです。

40歳の時に第4子出産、出産後すぐの自撮り
第4子を出産した平成25年時は、手続きが変わっていて「出産育児一時金受領委任払制度」により、産婦人科の窓口では出産費用と出産育児一時金の差額分のみを支払うようになっていました。

お祝い金という色はなくなったように思いますが、産前産後の検診も自費負担分が減って、産むまでにかかる費用は初期からずいぶん減ったと思います。特に令和4年4月から不妊治療が保険診療になったことは、新しい命が自己責任だけでなくなり、怪我や病気のように今ある命を大事にするのと同じようになって本当に良かったです。

そして、出産の前後についても、産前産後ケア事業として様々なサービスに公費の補助ができました。

保育園の待機児童は令和4年度は長久手市が初めて0人になりました。ただ、全ての方が希望した園に入れるということではなく、無認可のところに通っている方には利用料の一部を助成する認可外保育施設助成制度を使っていただいています。

まだまだだよっていう部分があるのは承知していますが、若い人たちに届く情報が不安になるものばかりでなく、「結婚っていいな」「子どもっていいよ」って思っている人の声も聞こえる世の中になるといいなと思います。

予算審査の中で、運営費の負担軽減のための苦肉の策?とも言える「公私連携型保育所」に向け市が洞保育園の改修設計費が計上されています。
長久手市が不交付団体であるため、公設の保育園運営費については予算措置がされていません。
公設民営の市が洞保育園1園で1億4千万円ほどの運営費が必要ですが、3歳児以上の保護者からの保育料も無くなっているにも関わらず、国県からは運営費が出ません。これが民設民営だとなぜか4分の3が交付されます。
小学校に置き換えると、国県の補助金が公立だと出なくて、私立だと出るってことなので、制度自体に疑問を持っていますが、今ある制度でなんとかするしかないのが地方自治体なので、自民党長久手市支部で子ども家庭庁設立準備をする厚生労働省と内閣府に、このことについて実情をお話ししたところ「公私連携型保育所」の制度を教えていただきました。
これは簡単にいうと、公設民営→民設民営にしてしまえば、運営費が出るということです。

令和5年度予算は10年経つ園舎の改修設計の費用です。
今後のスケジュール感としては、令和5年度までの指定管理期間は公設民営→一年延ばす(改修工事設計・公募型プロポーザル)→令和7年度民設民営スタート

明日の分科会審査スタートは、教育部からです。ライブ配信でぜひご覧ください。





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