碧いラフレシアの花 その852 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「ひどい、しんちゃん。親切なふりをして、優しいふりをして・・・ただ私を使っただけじゃないの。」


「僕なりには好きだったと思いますけど。」


「だった・・?もう好きじゃないの?」


「すみません。好きじゃない。」



真帆の中から暗い怒りが湧いてきた。



「僕は真帆さんと寝ていたことは誰にも言ってません。だからもう無かったことにしましょう。」



「しんちゃん、何なの、それは?」


「これが僕にできる精一杯です。お元気で。ドラックほどほどにしてくださいね。絵里奈ちゃんの幼稚園受験頑張ってください。」


しんちゃんがそそくさと受話器を置こうとした。



真帆の中で何かが壊れて


真帆は叫びだした。



「もう死ぬー!死んでやるー!」



あまりの金切り声にしんちゃんはぎょっとした。