「ご・・ごめん。俺、雅子さんの死んだ旦那さんよりも駄目かもしれない。酒はすごいし・・フィリピーナに貢いで逃げられたことがある。」
雅子さんがびっくりした顔でKENちゃんを見た。
「もう会うのはやめよう。雅子さんを不幸にする。」
雅子さんが急に悲しそうな顔をした。
「私、青木さんを失いたくない。お友達でいいから会ってほしい。」
お友達って・・・・?お友達って・・・?
KENちゃんはちょっとびっくりした。
「何でも相談して。お酒で肝臓悪くして死んじゃうんじゃないかと心配よ。」
雅子さんがそう言ってKENちゃんの手を握った。
この人は本当に自分を心配してるのだ。
KENちゃんにはそれがはっきり分かった。
「私・・多少のことじゃ動じないからね。」