碧いラフレシアの花 その790 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

「沢田貴章って性格自体は悪くなかったよ。のらりくらりとして世渡りがうまかった。不器用なKENちゃんはキャリアでも女でも損をした。」


酔っぱらっているしんちゃんがボソッと言った。



「青木君ってどうして離婚したの?・・って聞くのも悪いけど・・。」


中村さんがしんちゃんに聞いた。



「なんか、不幸な組み合わせだったよ。沢田貴章の奥さんと別れた後、リバウンドで付き合ってでき婚で・・。暴力だの浮気だの・・でぐちゃぐちゃ。奥さん死んじゃったしね。あの奥さんんもほかの人と結婚していたら普通に生きてたと思うんだけど・・。自殺だったからそのあとKENちゃんに凄い影ができた。」


「奥さんにそういうことするように見えないよ。」


中村さんが言った。


「沢田貴章の奥さんの真帆さんとはうまく暮せていたけどね。結婚と同棲は違うのかも。」


しんちゃんが言った。


「青木君はその真帆さんに未練あるみたいね。」


中村さんが言った。



「まあ・・それでも、KENちゃんもおっさんだし、真帆さんと会う日はもう一生ないよ。世界違うし。KENちゃんが心配だ。普通の女と付き合って幸せになってほしいよ。」


しんちゃんが言った。