碧いラフレシアの花 その752 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


KENちゃんが喫茶店を出たら太陽がかんかんと照っていた。


さっきのハムちゃん記事を思い出しながら、KENちゃんは不思議な気がした。


TAKAは元来女に冷たくて、スタイリストのさゆりさんが妊娠しても冷酷に逃げ切って、未婚の母にした。

その後子供はすぐに死んだそうだが、ねぎらいの言葉ひとつかけずに徹底無視した。


そういえば・・昔・・美奈・・だっけ・・?そんな名前の女もいたな・・。

TAKAが変な薬を持ち込んでやってるうちに女のほうがホラーみたいな壊れ方をしたが、あれもかなり冷酷に捨てていた。

美奈のその後が・・生きてるのか死んでるのか・・みたいな最後ではあったが、TAKAは特に気にかけなかった。


TAKAはある意味賢いのか・・・?


ちゃんと捨てる物と拾う物を厳密に分けていて

真帆はちゃんとキープしていた。


真帆がデブでもキープして

幸せな家庭を築いているようだった。




多分その残酷さで

自分はTAKAのバンドから捨てられたんだな・・・



KENちゃんは何となくそう思った。




確かにあのままKENちゃんが唄い続ければ

B級バンドとしてそのまま自然にインディーに消えてオシマイだった。



TAKAは自分が欲しいものをはっきり分かっていた。



そしてそれに関しては妥協はしなかった。