KENちゃんが喫茶店を出たら太陽がかんかんと照っていた。
さっきのハムちゃん記事を思い出しながら、KENちゃんは不思議な気がした。
TAKAは元来女に冷たくて、スタイリストのさゆりさんが妊娠しても冷酷に逃げ切って、未婚の母にした。
その後子供はすぐに死んだそうだが、ねぎらいの言葉ひとつかけずに徹底無視した。
そういえば・・昔・・美奈・・だっけ・・?そんな名前の女もいたな・・。
TAKAが変な薬を持ち込んでやってるうちに女のほうがホラーみたいな壊れ方をしたが、あれもかなり冷酷に捨てていた。
美奈のその後が・・生きてるのか死んでるのか・・みたいな最後ではあったが、TAKAは特に気にかけなかった。
TAKAはある意味賢いのか・・・?
ちゃんと捨てる物と拾う物を厳密に分けていて
真帆はちゃんとキープしていた。
真帆がデブでもキープして
幸せな家庭を築いているようだった。
多分その残酷さで
自分はTAKAのバンドから捨てられたんだな・・・
KENちゃんは何となくそう思った。
確かにあのままKENちゃんが唄い続ければ
B級バンドとしてそのまま自然にインディーに消えてオシマイだった。
TAKAは自分が欲しいものをはっきり分かっていた。
そしてそれに関しては妥協はしなかった。