2週間後にレコード会社の竹内さんと中村さんとKENちゃんの3人でフィリピーナパブに出かけることになった。
KENちゃんは恥ずかしかった。
竹内さんイチオシのお店にKENちゃんは連れて行かれた。
何故か餓死しそうな真帆を思い出して、本当に真帆に申し訳ない気持ちになった。
フィリピーナは可愛いとは思ったが、あんまりにもあっけらかんとしていてKENちゃんの趣味には合わなかった。
中村さんと竹内さんは本当に幸せそうに見えた。
話題が仕事のほうに行った。
「今度ね韓国公演が決まったんだよ。」竹内さんが言った。
「え、そうなんですか?」KENちゃんがちょっとびっくりした。
「日本マーケットはよくないけど、意外な場所でウケてるからね。青木君頑張ってね。」中村さんが言った。
「給料低いけど評価は高いからね。このバンドは10年経っても錆びない市場にいるよ。」竹内さんがKENちゃんの肩を叩いた。
2人の話から海外市場で評価が高く、ミュージシャンにウケている事、マネージャーさんがやり手だという事が分かった。
「あと4万給料がUPするからね!」竹内さんが言った。
ああこれでコンビニ勤務をやめられる・・・
KENちゃんがほっとした。
歌だけで食べて行ける・・・・。