「アレが来なくなったら、教えてね。」
TAKAがにやにやしながら言った。
「アレ・・って・・?」
「月のもの・・・。何か昨日子供を仕込んだ気がする。」
真帆はげんなりした。
人体実験にあっているような気がした。
そういえば昔TAKAは真帆の処女もピアスも後ろの穴も全部自分が開通したと、真帆に豪語した。
こういう人に何から何まで支配されて
こういう風に人生が終わるのかと思うと虚しくなった。
でもTAKAは真帆の裏切りを知らなかった。
真帆がKENちゃんと不倫をしていたとは夢にも思わなかった。
お正月の日没の眩しい光が真帆の目を直撃した。
くっきりとしたサイケデリックなオレンジ色の太陽がよろよろと地平線に沈んで行った。
「ちゃんと食べてね。」
TAKAが心配そうに言った。