碧いラフレシアの花 その635 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

「もう、親になんかなりたくないよ。」

「そう思うのは漫画が負担だからだ。早く俺キャラを結婚させて連載やめろよ。」

「編集部がやめないでっていうんだよ。」

「アーティストと編集者はどっちが偉いんだよ?お前が決めて完結させろよ。」





真帆はもう漫画を描くのには疲れていた。


それでも子育てよりは漫画のほうがマシだと思った。



「ゴムつけてよ。私にだって・・私の・・事情があるんだから。2歳違いきょうだいなんかいらないよ。」

「じゃあ、3歳違いきょうだいは?」

「なんでそんなに子供好きなの?」

「小さい子供は裏切らないから・・。」








真帆は何だかTAKAが可愛そうになってきた。



「4歳違いで作ろうよ・・。」

真帆が言った。



TAKAがむっとしながらゴムをつけてとっとこ終わらせた。





今頃KENちゃんも違う女の子としてるのかなあ・・・と思うと真帆は悲しくなった。