「その後3年くらい同棲してたよね?」
「うん。」
「幸せだった?」
TAKAが茶化したように聞いた。
「凄く幸せだったよ。」
「・・・・・・・。」
「今日寒いね。」
「うん。」
「KENちゃんバンドを首になるの?」
「うん。」
「何で泣くの・・・?」
「あれからいっぱい色んなことがあったな・・って。年を取ったなって・・・。だから泣くんだよ。」
「まだ26でしょ?」
「私はそんなに長生きしないタイプだよ。父親も早死にしたし・・。」
「そんなこと言わないでよ。子供くらい作ってから死んでよ。」
真帆がもっと泣き出した。
「子供なんだけど・・・。私19歳の時流産したことがあるんだよ。田中さんの子供かTAKAの子供か分からないで・・・・焦って朝のゴミに会社の女子寮から出したよ。」
「・・・・・・・。」