碧いラフレシアの花 その529 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

「その後3年くらい同棲してたよね?」

「うん。」

「幸せだった?」

TAKAが茶化したように聞いた。



「凄く幸せだったよ。」

「・・・・・・・。」










「今日寒いね。」

「うん。」

「KENちゃんバンドを首になるの?」

「うん。」

「何で泣くの・・・?」





「あれからいっぱい色んなことがあったな・・って。年を取ったなって・・・。だから泣くんだよ。」

「まだ26でしょ?」

「私はそんなに長生きしないタイプだよ。父親も早死にしたし・・。」

「そんなこと言わないでよ。子供くらい作ってから死んでよ。」


真帆がもっと泣き出した。

「子供なんだけど・・・。私19歳の時流産したことがあるんだよ。田中さんの子供かTAKAの子供か分からないで・・・・焦って朝のゴミに会社の女子寮から出したよ。」

「・・・・・・・。」