その135 ボツになった健全版(良かったら昔の部分も読んで) | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



B・Bの売り上げはまあまあ良かった。

2番目のシングルとアルバムが20位以内に入った。


真帆のお母さんも二人の収入が安定していたのでだんだん仲を認めてくれるようになった。



KENちゃんとはいつも一緒にお風呂にも入ったし、お互いがお互いの一部みたいだった。

奇妙な事に喧嘩したこともなかった。


10月になって真帆が20歳になった。


KENちゃんがピンクのトルマリンの指輪を買ってくれた。


婚約指輪ではないけれど嬉しかった。







去年の19歳の誕生日をピンクのトルマリンを見ながら思い出した。

誕生日なのにTAKAには完全に無視された。





きっとTAKAの恋人もあんな感じで

今頃大変なのだろう・・。



蛍光灯の光のしたで

ピンクの透明な宝石が

ぎらぎらと輝いた。


真帆は幸せだった。