碧いラフレシアの花 その375 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代




真帆の23歳の夏の終わりにはお母さんがマンションに入り浸りになった。


ギャンブルはやめたようだった。



アシスタントやスタッフも増えて有限会社も順調だった。


海に行ったらTAKUTO君の浮き輪を使ってる小さい女の子がいた。真帆はちょっとびっくりした。


キャラクター商品の売り上げも好調だった。



奇妙な事にTAKAとお母さんは結構気が合った。

二人とも変わってるから波長が合ったらしい。



そのうちTAKAとは夫婦みたいになってきた。


「真帆、TAKAちゃんをお婿さんにして、バンド辞めたら真帆の有限会社の社員にして、3人で会社やればいいんだよ。」

お母さんが自信満々で言った。


真帆が顔をしかめた。


「あんたねー。TAKAちゃんは音楽で食えてるし、あんたに手をあげたりしないでしょ?家はわけありなんだから・・・お互い似たもの同士だし、芸術家気質で分かり合えるよ。美男美女が生まれるよ。」



「私は・・あの人とは結婚したくない・・。」