碧いラフレシアの花 その302 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代





春一番が吹いていた。



TAKAと真帆がセックスしていた時に、TAKAのアパートのアルミのサッシが風でがたがたいっていた。



「風強いね・・・。」真帆が言った。


「春一番じゃないの・・。」TAKAが呻くように言った。



「春なんだ・・・。」真帆が苦しそうに言った。







TAKAが何だか知らないけど高そうなルビーが付いたアンクレットをホワイトデー用に買ってきていた。



セックスし終わったら、TAKAが真帆にアンクレットをはめた。





「何だか高そうなギフトを客から貰ったな・・お前は・・。」



TAKAが部屋の隅の紙袋を見て恨めしそうに言った。



「仕事の一環だよ・・。」



真帆が面倒くさそうに言った。



「使うの?」



TAKAが聞いた。



「うん。」



真帆が答えた。



「質屋に出せよ。」



「いやだよ。友達の結婚式に下げて行くもん。」



「捨てるぞ。」



「心狭いよね・・。結婚する友達、TAKAにプレゼント渡した時一緒にいた子だよ。その後、メジャーデビューの打ち上げで・・、覚えてますか?ってその子がTAKAに聞いたら・・。知らね・・って言ってTAKA、去っていったよね。

昔から嫌な感じな人だったよね・・。」



「いちいち、覚えてないよ・・・。やった女でもないのに・・無理だろ・・・。あの時も真帆がオヤジに貢がせててむっときてた・・。」








「ねえ・・、今は貢いであげてるでしょ・・・TAKA。」