春一番が吹いていた。
TAKAと真帆がセックスしていた時に、TAKAのアパートのアルミのサッシが風でがたがたいっていた。
「風強いね・・・。」真帆が言った。
「春一番じゃないの・・。」TAKAが呻くように言った。
「春なんだ・・・。」真帆が苦しそうに言った。
TAKAが何だか知らないけど高そうなルビーが付いたアンクレットをホワイトデー用に買ってきていた。
セックスし終わったら、TAKAが真帆にアンクレットをはめた。
「何だか高そうなギフトを客から貰ったな・・お前は・・。」
TAKAが部屋の隅の紙袋を見て恨めしそうに言った。
「仕事の一環だよ・・。」
真帆が面倒くさそうに言った。
「使うの?」
TAKAが聞いた。
「うん。」
真帆が答えた。
「質屋に出せよ。」
「いやだよ。友達の結婚式に下げて行くもん。」
「捨てるぞ。」
「心狭いよね・・。結婚する友達、TAKAにプレゼント渡した時一緒にいた子だよ。その後、メジャーデビューの打ち上げで・・、覚えてますか?ってその子がTAKAに聞いたら・・。知らね・・って言ってTAKA、去っていったよね。
昔から嫌な感じな人だったよね・・。」
「いちいち、覚えてないよ・・・。やった女でもないのに・・無理だろ・・・。あの時も真帆がオヤジに貢がせててむっときてた・・。」
「ねえ・・、今は貢いであげてるでしょ・・・TAKA。」