中学入試の合格発表が
続々と始まっています。
今年も頑張った生徒さん
の逆転劇が出始めていま
す。逆転劇というより、「志
望校に向けての準備に成
功した」が正解かもしれま
せん。
もちろん、受験生ならみん
な頑張っています。模試の
成績を跳ね返して合格する
生徒さんはどこが違うので
しょうか・・・
「逆転劇」はこの仕事をして
いて１番嬉しい瞬間ですが、
奇跡でも何でもありません。
いくつかポイントは確かにあ
りますが、誰にでも逆転出来
る可能性は平等にあると改
めて生徒さんたちが教えて
くれます。
もちろん、大手塾に勤務し
ているときに、偏差値が足
りなくて合格されている生徒
さんが毎年一定数いらっしゃ
ることは、データ分析表から
知っていました。その裏で何
が行われているかは・・・・
お預かりしている生徒さん
や保護者の方にはできる
限りお話していますが、や
はりみなさん「偏差値」が
気になります。もちろん、私
自身も「どんな間違いをして
いるか」「どの単元が弱いの
か」にはすごく注目していま
す。しかし、受験生に１番大
切なことは「志望校の入試
問題が解けること」この１点に
つきると思います。模試は志
望校の出題形式や傾向と
合っていないことのほうが多
いです。ここが重要だと思いま
す。だからこそ、志望校の入
試問題（本物）とそれにできる
だけ近い類似問題に十分挑戦
して１人１人の弱点の補強を丁
寧に細かく進めることがとても
重要です。
適切な「類似問題」を探し出し、
それを生徒さん１人１人の勉
強の進み具合に合わせて噛み
砕き説明し、対応力を高めてい
く・・・
「志望校への強い思い」がある
生徒さんほど対策は立てやす
いですし、結果につながる可能
性も高いです。それを、毎年こ
の時期の合格発表に際して実
感しています。
新６年生の生徒さんも「志望校
の問題が解ける」を日々意識し
て足りない力を補って欲しいと
思います。
すべての受験生に当てはまる
とは思いませんが、少しでも参
考になればと思います。
プロ家庭教師 六甲台キャンパス