こんな時代、ひとに先駆けて、未来を

予想することは、プロでも困難だ。

 

情報の出所が、曖昧で、きっとこの有名な評論家でも、

真逆で、遠い未来には、今の論調でも、ひっくり返されるかも

と、思っている。

 

そのひとつに、SDGsが、挙げられる。

やりかたが、汚いとか、理想はよいが、きれいごとだとか、

いわれる。

 

今更言われなくても、日本は、喫緊でも、江戸時代には

すでに、実行して、そういう社会を築いてきた。

何を今更という感じである。

 

それを、お騒がせの欧米人たち中心の観点から、騒ぎ始めたにすぎない。

 

いま、いけないことの合言葉に、

「今だけ、あるだけ、自分だけ」がある。

 

果たしてそうだろうか?僕には、非常にいいことだと

思っている。

 

僕には、未来はある。大体の方向性は見通される。

過去もある。よきにつけ、悪しきにつけ、精一杯考え抜いて

生きてきた。悔いはないし、よかったと思っている。

 

アンマに示唆されて、それでも気が付いた。

現在がないのである。今、今、どうしたいのかがなかったのである。

 

心配だ、安定しない。不安である。

こんなことで、神経を擦り減らせていないだろうか?

 

それは、取りこし苦労で、なんにもならない。

今だけ、あるだけ、自分だけで充分なのである。

だからといって、人に迷惑かけてはいけない。

 

愚痴や不満、マイナスの言葉をひとに浴びせるのも

迷惑な話である。

 

現在を生きること。現代人は、これをバネに、学ぶことを

忘れずに生きていけたら、その自信が、結局は、安心安定に

つながっていけると、信じている。

 

また聞きなので、直接知ったわけでないが、

橘玲さんが、武器になる資産を三つ挙げておられた。

 

ひとつは、誰でもそうだと思う、お金や、株式や、不動産。

二つ目には、仕事のスキル。それがあれば、健康でありさえすれば、

昔と違って、喜んで迎えてくれる。

三つ目には、よい仲間、よい人脈、よいつきあいがあること。

 

ここで、昔とは変わってきたことは、二つ目のスキルは、学歴でも

なければ、偏差値でもないことだ。そんなものは、通用しない。

よい人脈というのも、過去とは変わってきた。それは、自分に都合のよい

ひとが、むこうも別の思惑で結びついた人脈とは、違うということである。

 

人を活かし、自分も活かされるひとつきあいこそ、最高の人脈なのである。