最近の既成のニュースは、

現実の実態面を中心において、

総合的に考えないと、見えてこない。

 

なんて言うと、岸田総理みたいで、

笑ってしまうが、

 

時系列的にアメリカからのニュースを

見ていくと、シリコンバレー銀行が、破綻した

ニュースから。

 

アメリカの核を担っているようにみえてとても

興味深い。

 

この銀行は、起業のスタートアップを専門に

貸し出しを行っている銀行で、この銀行に

何が、起こっていたのかである。

 

ニュース解説者の口ぶりをみると、リーマンショック以来の

大きな破綻というが、この時代とは、いまは、全然違う。

 

AIや、シンギュラリティの空想も依然としてそのままである。

AIが、人間の頭脳を超えるなどと、人の脳細胞の分裂の限界を

単純に計算しただけで、信憑性もなにもないのである。

 

もう、現実にいろいろな実用性で、ネットには、AIが、社会に実装されていて、

方向が見えてきたが、これが、人間の行動、社会を、現実を越えて走り出すかである。

 

たかが、電気で動き出す機械ものである。

スイッチ止めたら、なにもできない現実とは、まったく関係のない

頭脳にすぎない。

 

パウエル議長は、思ったより経済が、強く、金利の利上げを発表した。

 

金融市場は、警戒を強めて、為替は、円高に反応した。

かつての、旧社会では、そうですか?それで、すんだ話である。

なぜなら、アメリカの意思が、日本の意思に取り込んで、世界も

それに従ったからである。

 

アメリカの庶民も、日本の庶民も、同じ課題に直面している。

中産階級への、重税感はとても強く、社会観は、とても貧しい人の保証が

厚くて、それよりもマシな所帯が、とても苦しい。

 

日本政府は、それを補助金とか、給付金で、解決させようとして、官の力を

強めようと考えている。消費税増税である。

 

アメリカの思ったより経済がよかったのは、これじゃあいかんと、我に返ったからだろう。

アメリカは、開拓の国である。日本と違って国に頼ろうとは考えない。

 

しかし、社会構造は違っていても、経済は、フェアと言う考えは、変わらない。

同じように、同じようとして、問題になっている。

 

うまい話は、どこにもないのである。

 

リーマンショックの時代は、IT産業は、夢があった。

可能性に充ちていた。そこで、株価は高騰し、金融が

力を発揮して、力を得た。

 

今は、アメリカ人も、日本人も、もっと現実的になってきた。

ITも、AIも、方向性は、もう見えている。

 

少なくとも、技術者なら、可能性なども、見えるだろう。

やることも、当然わかっているはずだ。

 

それを、現実からそれたくない、現実をみたくない昔のままで

いて欲しい人たちが、今までと同じ論調で、記事にしたり話題に

しているのだ。

 

不易流行。

よきものは、残るが、くだらないものは淘汰される。

そうは言っても、問題は多し。