平成に入って、いつごろから始まったのか、
空き家になったショップを、借りて、
人を集めて、話しを最後まで聞いてくれたら、
パンを、一斤あげましょうとか、お米を一キロ差し上げましょうとか、
そういう元も取れないような商売やっている会社があった。
ヒマ人とか、もらい得するひととかが、集まっていたが、
物見遊山で、その中に潜り込んで、考えた。
これは、きっと裏金が出ている。
そうにらんでいた。
だって、おかしいでしょう。
政府からのバラマキを民間に託したに違いない。
そういう会社、地方にも、よく出現したでしょう?
その時の空気で、社会が、不満をぶちまけられるのを恐れた、
ガス抜きに違いないとみていた。
そうしたら、住んでる近くの、元コンビニの後の空き家で、その手の
会社が、チラシを配っていたので、覗いてみた。
その流れのパターンは決まっていて、最初の初期の頃は、会場内に
閉じ込めて無理やり買わせるというブラックなものもあったらしいが、
兎に角、話しを聞いてみようと、商売の参考にもなるだろうからと、
聞いていた。
今日は、~を、差し上げます。あす、お配りしたチケット持ってきたら~あげます。
危ないなあと思いながら、みんなに混じって、話しを聞いていた。
タダで、ものをあげて、よくこんな話しができるなぁと、思いながら、健康の話しだったので、
じっくり聞いていた。
それによると、売りたい商品は、研究開発された、画期的な商品だった。
新聞や、NHKで、放送されたものを、スライドで見せて、ニセモノやインチキでないほんとうに
優れたものだった。政府から、連続8年、補助金をもらっているという。
だから、お約束しておきます。その分は、みなさんに還元して、この値段です。
しっかりとした説明聞いて、いま飲んでいるサプリメントやめて、こっちに乗り替えようかと、
こころが動いた。
しかし、その値段きいて、購入意欲は、厳として冷めてしまった。
その会社は、並大抵の努力で、その商品を開発したのではない。
せっかくよい商品がうまれても、買ってもらえるひとがいなければどうにもならない。
結局、昨日、ひまわり油と、醸造酢、今日、ロイヤルゼリードリンク、20本もらって、
帰ってきた。
まだ、お米3kg、タマゴ、そんな信じられないくらい豪華なものを、差し上げますと言って、
宣伝している。
お金に余裕があったら、みんな買う。たくさん売れたら、価格も安くなる。
それをみんな財務省が、つぶしているのである。
お金のことを、お足といって、小判には、ギザギザがついているが、
それは、昔、庶民が履いていたわらじのことなのである。
金は天下のまわりもの、役所が、統制させるものではない。
もう、研究開発も、新しいアイデアも、金にならなくなったら、
日本は、完全に潰れる。
新年度に入って、安倍総理は、新年度予算に入ったから、
必ず、君子豹変すると、信じている。
あれだけ、沈着冷静な、安倍総理が、このまま誰もがわかるような
愚かな施策を実行されるはずがない。
外野には、まだまだ愚かな嫌がらせもあるようにみえる。
それでも、もうヘトヘトみたいだ。
強靭な粘り腰で、おかしな常識を、ひっくり返してくれると、
信じている。