日本人は、
チームワークを得意とすると
言われている。

それは、自分の我を抑えて、
体勢の勢いを重視し、
自分も、その中で、安住して
任せてみようとする、
安心感が、あるからだ。

それは、和の精神、協調の精神だけれども、

結局のところ、かつての自民党単独政権の
安定期、野党も、芯のところでは、
かっちり、国家運営をやってくれると、
安心していたから、
好き勝手、ものが言えたのだ。

それが、どうもあやしくなった。

それを、乗り越えるために、
あらゆる資源を活用して、
戦っていこうとするところから、
「オールジャパン」という言葉が、
生まれてきたけれど、

なでしこサッカーも、野球も、
それで、優勝することができたけれど、

どうも、これでは不安定である。

チームワークは、集団を優先させるため、
個人の個として、能力を発揮するには、
不向きである。

だから、トップに立つものが、
それぞれから、とことん考えを抽出させ、
まとめ上げられる能力があって初めて成功に向かえる。

ところが、昨今、そのトップが、とんでもない人物が、
浮上している。

誰もが、社会の中で、納得するような人物を、
優先させる社会には、なっていない。

世代によって、考え、立場は、様々だし、
激変する社会状況で、朝礼暮改は、当たり前になってきた。

日本の世の中は、最後のチャンスを、
安倍政権に、託す以外、もうしょうがないけれど、
経済政策においては、世の中は、どんどん変化して、
もう、ひょっとしたら、後手にまわるくらい、目先の速い者は、
もう、手を打っているのじゃないかと、思えるくらいである。

オールジャパンは、国を想う、利欲、我欲にまみれていない、
実力者だけの、集団によって、成功する。

あたかもそれが、平等主義から、門外漢の文句言いが、
割り込んできて、食い荒らすことになったら、それは、民主主義でも、
なんでもない。

情報収集を、緊密化して、
間違いのない、判断をしていく必要がある。