今回の選挙で、
これからの方向が、
定まってきた。

今回、投票率が、
よくなかったことについて、
僕は、よかったと思う。

今回、12もの党が、
候補に挙がって、
選挙に関心がないひとは、
選択するのも煩わしく、
いい加減な票にならなかった、
ほんとうに、日本を心配する心ある
有権者だけが、投票に出かけたよい選挙
であったような気がする。

ニコ動で、ネットの世界は、
世の中を先取りすると言っていた人が
あったが、
なるほど、同感で、
ニコ動にコメントするユーザーは、
若い政治に関心のあるレベルの高いひと
ばかりであるように、感じ入っている。

コメントに出てくるユーモアが、とても高級で、
下劣なくだらない嫌がらせのようなものは
ほとんどない。

頭のいい、若者の技でなければ、
とても出来ない業である。

さて、橋下氏であるが、
どっちつかずに、なってしまった。

今度の国会で、首相には、
橋下氏の、安倍さん、
石原氏との違いが出来たが、

安倍さんに落ち着くと、見ていいだろう。

すなわち、戦後レジームの解体が、
徐々にはっきりしてくるシグナルだろう。

だからといって、
橋下氏には、
忘れてもらっては、
困ることがある。

そう、大阪の改革である。

最悪の自治体からの
決別を、ぜひ、やり遂げてもらわないと、
信用問題である。

道筋つけて、成果をあげられるなら、
問題ないが、そうしなければ、
来年の参議院は、どっちつかずの、
危ういものに、なるだろう。

若い人たちが、
汗をかいて、がんばるなら、
おっさんも、負けてはいられない。

幸いに、自公の当選議員は、
いろんな年齢層が、混在していて、
バランスがよくて、うまく配分できている。