総選挙があると聞いたので、
とうとう来たかと思ったら、
芸能界の話だった。

その放送を、インターネットで、
改めて見た。

B級グルメとか、B層、C層と言われるように、
選挙に選ばれてくる女の子たちに、
明らかに、この違いを見ることができた。

ダメなおじさんから、こんな事申し上げるのは
つらいことだが、

今の大人は何やっとるかと、
猛省させられることになった。
上位当選者の言葉、表情を、よく見ていたか、、、。

目の肥えたマーケットでしか、
見ていないのではないか。

当選発表の入ったジュラルミンケースに、
手錠をかけた冷笑を浴びるような企画は、
現代を象徴していた。
そう思わないか。

悪いことしないように法律をつくるのではなくて、
問題がなければ(悪いことしなければ)
法律などつくる必要ないのではないか。

選挙によって、メンバーを決めるという秋元氏の発想は、
発想だけでは、モデルにならなかっただろう。

そういう事に
あきらかに、恐れてはいないだろうか。

「起業」のキーワードは、それぞれが単独で、
それぞれが、独立してしまっている。

曰く、夢を実現する。
曰く、お金持ちになる。
曰く、社会に貢献する。

それらはみんな、
優等生のお題目で、バラバラになっている。

功利的になって、
社会が、バラバラになっているので、
全部が、ストンと腹の中に納まらないのだ。

こんな社会に作り変えてしまったのは、
我々大人なのだ。

がんじがらめにされてしまって、
彼女たちは、ただ苦しんでいるより方法がない。

時代が違っていて、
優秀で、モチベーションが高い
大人が支えていたら、
こんなにもAKBは、変わってしまった。

これからのAKBが楽しみであるけれど、
スターに育ってきた彼女たちに、
供給先を、秋元氏一人だけに
依存するのはよくない。

そのまま続けてしまうと、いずれ飽きられる。

我も我もと、手をあげる猛者はいないか。

大阪でも、橋下市長の改革が行われている。
腰砕けになってしまうことは、許されない。

こう書いている芳香太にも
芽が出て、花の咲く価値を探している。