社会主義から、
改革路線に踏み出し、
産業を興そうとした時に、
邓小平さんが打ち出したのは、

「先に富む者は、先に富んで、
後の者を、助ける」だった。

うまいこと言うなぁ、
そんな気持ちで、日本側としても、
拍手を送り、

様々に、その路線を
助けてきた。

それからのシナは、
正規の手続きも取らず
狡猾に、我が者顔で、
改革、開放路線を
ひたすら走っている。

海外に脅威をもたらし、
外側に向かって
ツバを吐くだけならともかく、

国内においてもさえも、
そのありさまは、どうなのか。

問題は、
「後の者を助ける」である。

他国から盗んでおきながら、
自国までも、犯しているではないか。

モラルの問題である。

旧資本主義、自由主義諸国でも、
困っているのは、
経済を効率化させて、
利益を重視しすぎたために、

競争につぐ競争で、
配分がすっかり硬直化して
しまったことだ。

それをそっくり、先例から、
改良も工夫もなく、
無批判に取り入れ、
繁栄しようというのだから、

もう、先は知れていると
いうものだ。

そのために、
日本をモデルに
自分達の都合のよいように
取り入れてきた
つもりかは知らないが、

この世界的な不況の中で、

日本など、
先進国が突っ込んできた同じ道に
ぶつかるのは、目に見えて
回避できないだろう。

シナも一枚岩ではないから、
正統に手順を踏んで
生き残ってきたところもあるから、

全部がこけてしまうと
いうわけではないけれど、

大国を指揮する者は、
本質を見抜くことなく
ただ、実用的に集中させてきた観は
ぬぐえない。

日本は、
そんなキチガイ国家に、
手を染めぬよう
ちょっと距離を置き、

そうして現実をよく見て
日本に利益になることだけを見据えて、
行動させる必要がある。

能天気に、
主導権取られて、
ブイブイされるようになってからでは、
遅すぎる。

日本人よ、内地にもどれ。
内需拡大だ!