8月14日(金)
8時起床。

朝食のパンケーキとマッシュルーム煮が美味い。



お腹の調子は今のところ悪くない。
天気予報は午前と夕方に雨、あとは晴れ。予想最高気温30度。しかし空は明るい。
10時外出。アルターエルプ公園のビスマルク像は確かにでかい!


しかし眺望は全く望めません。「地球の歩き方」また間違ってるぞ~。
そこからザンクト・パウリ駅を通り越して、ハンブルク歴史博物館、のある公園にたどりついた。
入り口を入って池の周りを歩くが、



なかなか博物館の入り口が見つかりません。
花々が綺麗だし、公園には次から次へと人が入ってくるので、人気のスポットなんだろうな。












とさんざん寄り道して、やっと入り口発見。




博物館の中はまた見ごたえ十分で、写真撮影もフラッシュ無しならOKなのね。
ここの展示のおかげで今はハンブルクという都市のスケールがよく分る。
それまで「ドイツのみなとみらい」ぐらいに思ってたけど、みなとみらいなんてとんでもない、
こちとらそんなちゃちな都市じゃありませんぜというハンブルクの気概を垣間見る展示なのでした。






12時に博物館を出て、ザンクト・パウリ駅→桟橋駅でS1に乗換、終点Wedelに向かう。
ここには、外洋からハンブルクにやってくる船を船籍国歌で出迎えるウェルカムポイントがあるということで行ってみたんだが、遠かった。
ハンブルクから30分。Sバーンで30分って、もう十分僻地です。
ようやく着いた駅前は、ちょっとさびれた旧軽井沢銀座みたいな通り。
川なんて見えません。
ガイドブックの短い説明だけを頼りに、「いいのかな~ホントにこっちでいいんかいな~」と疑いながら
延々と歩き、曲がり、歩き続けるとようやく水面のきらめきが。
川に出たら左に曲がって歩いていると、工事中の駐車場、開けた芝生、カフェとレストランと立派な桟橋。




ウェルカムポイントです。
もうとっくに昼なので、カフェでビスマルクサンドとフィッシュアンドチップスを食べていると




どこかの船がやってきて、音楽が鳴り始め、歓迎のスピーチが聞こえてきました。
船がまた一台来て、一台去っていく。のんびり眺めながらビールを飲む。
う~む、いいところじゃないか。
14時半過ぎに店を出て、桟橋で写真を撮り、また延々歩いて駅へ戻った。
この辺りは綺麗に整った集合住宅が多くて、でもそれらはどうやら老人ホームなんだね。
川辺に立つ見晴らしの良い大きな集合住宅もそれっぽかった。

高齢化ドイツの一端を覗き見てしまった感。
静かでのどかな光景がなんだか切なくて複雑だ。
15時42分のS1に乗る。すっかり歩き疲れてるので、

アルトナに途中下車してウィンドウショッピングの計画はやめ、
なじみの桟橋駅で下車。あまりに暑いのでアイスを買い食い。
地下のエルベトンネルを歩いて向こう岸に渡る。







トンネル内超涼し~。
地上に出て対岸からホテル側を眺めて、



浜風に吹かれ、またトンネルを歩いて帰って来て、

土産屋で冷たいドリンクを買い、17時20分ホテルに戻る。
そろそろ気づいたけど、ドイツって自販機とか売店で売られてるドリンクの種類がすごい限られてるんだ。
さて冷房のないドイツのホテル、窓を目一杯開けてるけど部屋はあまり涼しくありません。
テレビでクイズ番組をやっていたので、スマホ辞書を片手に、単語引きまくって二人で盛り上がった。
19時夕食のため外出。

いい加減ハンバーガー食べようよーと主張して、
川辺のレストランでようやくハンバーガー注文!




ホルステンピルスナー(ビール)は日本の麒麟ビールのような味がした。
バーガーはワッパージュニアって感じ。でも量が多くてポテトを残した。
胃の調子がイマイチなのか、前回ドイツに来た時より胃が小さくなってるのか。
そしてノブは歯が痛いと言い出した。旅行前に治療してたのがぶり返したか。
ホテルに戻り、受付で「洗濯物返して欲しいなあ」と言うと、
今朝の9時に出されたものなら18時以降に部屋に戻ってますと機関銃のように言われた。
18時過ぎに部屋に居たけど戻ってなかったんだけどな~と思いつつ、「あっそう」と答え、
これでまだ返って来てなかったらまたドイツ語でクレームしなくちゃいかんのか~と
うんざりしながら戻ったら、あった!
今日は日中あまりに汗をかいてそのままベッドに倒れこむのもなんだったので、
ざざざっと濡れタオルで体を拭く。
ノブは酔いを醒ますためひと眠り。
やっと風が吹いて気温も下がってきた。20時20分。明日からはもう少し涼しくなる模様。
22時半突然花火が打ちあがる。ザンクト・パウリの方角に10分間ほどあがり続けて、唐突に終了。
まもなく雨が降り出してきた。
『ゴーストライダー』をドイツ語吹替え版で眺めつつ、23時すぎ就寝。