水彩画なら水彩画という技法が最もふさわしい景色というのがあるのではなかろうか。
はがき絵などにもよく使われる技法、描かれる景色であるのだが、
感銘を受けるのは、
「ああ、この絵は、水彩画でこそ表現できる景色だな」と感じられる作品であった。
ただ写生するだけなら、水彩でも油絵でもクレパスでも墨絵でもなんでもよくて、
なんでもよいということは、どうでもよいということと同義であって、
しかし「私の目にこの景色は“まるでこのように”見えたのだ」というその見え方を
最も適切に表現するのには水彩画が一番なのだ、という主張が感じられたとき、
私は素直に「いい絵だな~」と納得した次第。
(以下に掲載する絵は標記水彩画展で購入したハガキであるが、本文とは無関係です)




