生まれて初めて鎌を見た感想。


「ほぉぉぉ、これが鎌かーーー

2本あるねーーー

八つ墓村ごっこが出来るねーーー」


※ちなみに、八つ墓村は「ナタ」らしいのですが。違いがイマイチわかりません。




祖父がペースマーカーを入れてから、ここ数年でいろんなことがありました。


我が家の裏手にあたる敷地が、ちょうど2件分ほど空き地になっています。

もともとは家が建っていましたが、そこが取り壊されてから、もう何年も空いたまま。


もちろん、草も生え放題になるわけですが。


祖父、そこで気になった。


あそこから虫が湧いて、うちの家の中に来ている!!!



いやいやいやNG



事実は、あなたが食べ物を暑い部屋の中に放置したりするせいとか、古ーーい板とかを持ち込むせいかと思われますけども!?


あそこの草、ワシが全部刈ったる!!

鎌買うてこいーーーーヾ(。`Д´。)ノ



いやいやいやNG




おじいちゃん、いくちゅでしゅかーーー

90才超えてまちゅねーーー足元ふらちゅいてましゅねーー

草、切る前に、自分のおなか切っちゃいましゅよーーー???


って言うか、他人の土地ですから。

不法侵入ですよ、仮にも、それ。

正しい判断はもちろん、そこの管理人さんに電話ですよねドキドキ



自分で買いに行くことは出来ないので、頼むしかない。

もちろん、家族は却下。

ヘルパーさんにも断ってもらう算段。


そこで登場するのが、私の伯母。

つまりは、祖父の娘。

我が家から二時間ほど電車でかかる山の奥に住む伯母。

私の祖父母のこと、「おとうちゃん。おかあちゃん」と他人の前でも平気で言う伯母。

学校卒業後、就職することなく嫁いだ伯母。

60才で孫もいるのに、世間知らずすぎる伯母ーー!!


「私は、お父ちゃんの言うことなら、何でも聞きますよ」


と公言する、アホ伯母です。

あ、あの・・・、物事の善悪・・・とかさ?老人の我侭病・・・とかさ?

わ、わかんないの・・・・かな?あせるみたいな伯母です。


こいつが、まーー、自己満足で週に一回来よるんですわーーー

しかも、昼下がりに数時間。

こちとら家族は、24時間365日見なあかんっちゅうねん。

もちろん、家族それぞれに仕事があるので、四六時中一緒じゃありません。

でも、なんかあったら、飛んで帰ってくるわけです。


いったい、それで何が出来るの。当然何もしません。

でも、いらんことだけはして帰ります。あぁぁガクリなんて要らない親戚むっ


そして、わざわざホームセンターにタクシーで乗りつけ。

鎌2本、買ってくる伯母ですドキドキ



ねぇ、それ誰がすると思ってんの音譜

あんたのお父さんよニコニコ死んでも良いのね?割腹よ?べーっだ!



隠してあったそれを見つけ、即没収。

そして、その鎌を見た感想が、冒頭に戻るわけです。


あは。



同じように、


除草剤5本が家にあったことがありました。

それって軽く致死量ぢゃん??

猫がよく日向ぼっこする空き地です。

まーー、即死でしょうな!!!

それ以外にも、そんな量撒いたら、

何が起こるかわかりません。祖父がよろけて自分でかぶる、と言うことも考えられちゃう☆


さらに、セメントがあったこともあります。

それは、祖父が「路地の雑草が悪い!!土やからあかんねん!固める!!」

と、言った時のことでした。

土固める前に自分がはまって固まるに一票~~~キャハハ


現在祖父92才ですが。

ペースメーカーを入れたのが5年ほど前で。

その当時のことですが。

今でも、私、しっかりトラウマ(笑)


ペースメーカーの手術後、退院してから間もない祖父が、なんか暴挙。

もぅ、5年も前なので、何したかは忘れましたが(笑)


なんしか、それを止めようとした私に、ゴネる祖父。

そして、半狂乱になって言ったのが・・・・



「お前なんか死んでまえーーーー!!!ヾ(`Д´)ノ」




(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)えーーーーーーー????

って感じでした(笑)



いやいやいや。ヽ((◎д◎ ))ゝ



ペースメーカー入れてる心臓持ってて、そんだけ狂乱して、

命縮めてるのは、あなただと思いますけどーーーー(;´Д`)ノ



そこで私、一言。



「そんなことしとったら、死ぬのはあんたや」



言っちゃった心


いやね。

私、そこから遡ること一年前に、母方の祖父を亡くしてたんですよ。

んで、それがあまりにも悲しみで、悲しすぎて「死ね」とか、たとえ漫才でも受け付けられない人間になってたんですね、ちょうど、その時。

今でも、躊躇うくらいなんですけど、そういう言い方は誰に対しても。


んもぅ、そんな時に、そんなこと家の祖父に言われて、ビックリするわ、悲しいわ、腹立つわ、で。

それまではもちろん真摯に祖父を心配していたし、

手術日なんて、私、当時大学で学祭実行委員の委員長してたんですけどー、ちょうど、手術日がその前日だったんですけどー、両親共に働いてるし、無理はさせられない、と病室泊り込みで寝ずの看病したんですよー。

もちろん、そのまま少しの仮眠だけ朝方とって、学祭でそれこそ死にそうに走り回ってました。

あれはなんだったのか、と。354354


その後とうぶん、祖父にはビジネスの様に、「やることやるけど、心入らず」的な接し方になってましたためいき

正直、やっと、ここ二年くらいでそのことを消化して、生きてこれたー、と。祖父にも接することが出来たー、と。

思ってた矢先にまた事件は起きるんですけどね。


ま、それはまたの機会に。

考えること、することが、普通に私たちでは考え付かないことをするのが祖父です。

8畳の部屋にテレビが4台並んでいる話は、またの機会にして、

今、弟が屋根裏部屋のネズミを退治するべく上がっていったので、ネズミの話でも。


「暑いから壁をぶち抜く。

寒いから窓を打ち付ける。」


マジで。それが祖父(ペースメーカーを入れるよぼよぼジジイ92歳。)の論理です。

去年の夏、祖父は(当時91歳)自室の押入れから地道に大工道具で穴を開けて、子供が通れるくらい壁をぶち抜いたのです。

断っておきますが、わりと我が家は洋風な造り。

間違っても土壁じゃないんですよ!!!


あぁぁ、見たくない、あの穴のあとっ!(今はちゃんと塞いであります。)

そして、買い込み癖のある祖父の部屋には、1ダース以上のサブレが!!!(ビスケットみたいなお菓子)

溝ネズミさんウェルカム状態?って感じ??(自棄)

祖父の部屋にはネズミの糞と、齧りつくされたサブレの粉が散乱。


一度入ってきたネズミさんは、色んなところに出没。

お風呂の脱衣場で、素っ裸で「こんにちわ」した時も、叫びましたが、何よりも。


あなたは夜中に、自室でドブネズミと目が合ったことがありますか!!!


どうすることも出来ないあの感じをどう伝えればいいのか。。。

やつは、虫じゃないんですよ。動物なんです。


ゴキブリの退治は得意です。私。新聞持って一発です。(処理するのが怖くて、殺したらそのまま新聞かぶせて朝一番に起きてくる父にいつも処分してもらうのですが)でも、ゴキブリじゃないんだもん、動物なんだもん!!


「あぁ・・・ネズミってホンマにネズミ色なんや・・・ネズミ色ってホンマにネズミの色なんや・・・」


そんな的外れなことを考えながら、目が合ったまま。そして、ネズミさんが去っていくのを見守るしかない私でした。

ネズミは、みんなが寝静まった夜中に、行動する。

でも、音で目が覚める。。。。(-""-;)なんせ、部屋にいるんだからさ。

もともと警戒心の強い生き物らしく、すぐ消えるんですけどね。


父はベットの枕元をかすめた事があると言っていました。

私は・・・・寝ぼけていて、それは違ったと信じたいんですけど、足の上に乗ってた気が・・・・なんかが乗ってると思って目が覚めて足を振り上げたら、ドサッて言ったような・・・いやいや、あれはぬいぐるみだよ、きっと。(暗示)

弟が一番最悪で、

真夏なのに。エアコンの銅線かじられた。

しかも、わりと買い換えて間もないエアコン。。。。


はぁ。

今、弟が屋根裏部屋のネズミのフン掃除しながら「ニャーニャー」って猫の鳴きまねしてます。

彼の、ネズミに対する恨みは深い。。。

なんか、家の中にはもういないんだけど、屋根裏部屋には生息してる。。。



結局、色々なネズミ駆除剤を使いましたが。

効き目があったのは、以下の二つ。





なんか、食べさせるやつはいっぱいありますが、ねずみが賢いのか、食べてくれませんでした。

駆除剤、どれも、ラブリーなネズミが血吐いてる姿とかでシュールで面白いんですが(笑)


私の部屋で一匹捕まった。。。。

ネズミが粘着シートに横向けにベターーッて引っ付いてる姿はまさに恐怖!!!

合計3匹が家内で捕獲されました。


この状況について、祖父は「ネズミなんか穴塞げばもう来んやろ、おまえらどっかに穴開いてるんちゃうか?」
あなたが開けた穴のせいですけども???

祖父の部屋の穴がふさがれば、家中を走り回るのが当たり前だと思いますけども?


もう、どこからツッコんで良いのかわかんなーいо(ж>▽<)y ☆


祖母がなくなったのが去年の1月。今年のお正月は喪中のため、年賀状は差し控え。

「ネズミの年賀状選んだり送らなくてすんだのが幸い」

と、家族満場一致の意見です。


※ちなみに、この冬の入りには、自室の窓を路地裏に自分でよぼよぼ回って、昔買って置いていた板を、窓の外から打ちつけようとして、出入りして貰ってるヘルパーさんや私たちに止められ、事なきを得たのでした。